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2870 テキサン(T-6)について教えてください。過去ログで検索してみたのですが見当たらなかったので。1955年ぐらいから自衛隊に供与され、練習機として使用されたとのことですが、練習機としての評価はどうだったのでしょうか。テキサンの基本設計は古いと思いますが、零式練戦と比較するとしたらどちらが優れていたのでしょうか(操縦性という面で)。よろしくおねがいします。
98式直協機

  1. 零式練戦は主に実用機教程に入ってから乗る高等練習機の部類ですが、T−6はそれ以前の段階で乗る中間練習機に当ります。ですから比較対象としてはあまり適当ではありません。T−6系の練習機としては二式中間練習機が存在しますが、これは日本海軍がT−6系統の練習機を高く評価し次世代の主力練習機として構想していたユングマン→T−6系という陸海軍共通の練習機体系を反映したものです。T−6系統の評価は推定できるでしょう。
    BUN

  2. 二式中間練習機は癖があって低速時の安定性が悪く、「実用機より難しい」と言われ零戦や97艦攻の方がよほど素直で飛ばしやすかったとの記事を何処かで読んだことがあります。そんな危ない飛行機が、本当に高く評価されていたのでしょうか?
    NX

  3. ↑読解力の問題では?
    BUN

  4. レスありがとうございました。性能あまり考えず、大きさだけで比較してしまいました(1/72で比較するとほぼ零式艦上戦闘機とテキサン自衛隊仕様がほぼ同じ大きさだったもので)。自分なりに調べてみたのですが、エンジン性能が全然違いますね。陸海の差はありますが、98式直協機を基準として作成した陸軍99式高等練習機(キ-55)とエンジン性能はほぼ近いと思ったのですが、テキサンと比較可能でしょうか。思いきった後退翼、良好な視界(固定足の違いはありますが)等類似点ンはあると思うのですが、大きさが違いすぎますね。戦後の空を飛ぶ日の丸を付けたテキサン、一度見てみたかったです。
    98式直協機

  5. テキサンは頑丈で飛ばしやすい機体だそうですが、轍間距離が狭いため滑走直進性が悪く、グランドループを起こしやすい癖があるようです。逆に言えばテキサンで尾輪式の離着陸癖をしっかり叩き込んでおけば、P-51 や P-47 に乗り換えたあとトルクで「回される」事故が少なくて済む御利益があるかも知れません。
    ささき


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