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2895 堀越技師の著書に陸海軍の新型戦闘機の性能比較があり海軍側は当然零戦で陸軍側はキ-43とキ-44が出場した結果、圧倒的に零戦が優位だった述べられていました。
ただ疑問なのは零戦とキ-43のエンジンはほぼ同じ「栄」のはずなのに零戦は950馬力、キ-43は1000馬力でしかも上昇性能では零戦が勝っていたとあり、そんなことがあり得るのでしょうか?反対にキ-43に関して書かれた書籍にはこの比較試合(?)は読んだことがありません。本当のところどうだったんでしょうか?
黒太子

  1. 日本海軍航空史1によると、昭和16年に第4回陸海軍空戦演習が行われ、零戦はキ−43より優速とか、連続上昇でキ−43に比べ、高度3000米から4000米に上昇する間に約130mの優位に達し、余力上昇も勝る。キ−44に対しては、零戦は少し劣るが余力上昇は劣らないとかの結果が得られたようです。
    また同時に、上昇旋回性能は、キ−43、キ−44に対し勝っており、航続力・兵装に至っては、はるかに優れている、とされました。

    源五郎

  2. うーむ、やはり零戦はすごいのですね。航続力・兵装はともかく、ほぼ同じエンジンで上昇性能がキ-43より優れているのが腑に落ちなくて、機体設計でそんなに差がでるものなのでしょうか?
    黒太子


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