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2923 HS129は風防の外へ照準器を取り付けられているのですが、ただ単に操縦席内部をコンパクトに収める為だったのでしょうか?単純に考えるとかなり無理な設計が施されている様に思えるのですが・・・。

のんびり

  1.  任務上、低空で被弾して脱出よりは不時着を選ぶことが多い機種ですので、接地時にパイロットが前のめりになったときに照準器のような突起部分の多いものに顔を突っ込んで負傷するリスクを回避する意味もあったかと思われます。
     同様にIl-2でも照準器を廃止して風防正面ガラスに照準マークを描くという手法がとられています(物資節約のため、というのは俗説らしい)。

     むろん、コクピット表面積を最小化して装甲重量を減らすのも大きな目的で、Hs129のエンジン関係計器の一部はエンジンナセル内舷の計器版についています。
    Schump

  2. (追記)
     エンジンナセルに動力関係計器の一部を装備するという手法は、同時代の双発機に例がある(Ju88、ホワールウインド等)ので、Hs129の専売特許のように書くのは必ずしも正確ではないですね。
    Schump


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