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3117 艦爆の搭乗員はふたりなのに艦攻の搭乗員はなぜ三人も必要なのでしょうか。流星改はふたりで済ませているみたいですが…?
初心者

  1. あ、すみません、流星改は三人ですね。
    初心者

  2. えっ?ふたりでしょっ

    匿名

  3. BG7A1、B7A2は2人乗りですが B7A3は3人乗りみたいです
    セミララ

  4. ごめんなさい
    BG7A1ではなく B7A1です
    セミララ

  5. 昔、ここでハンカな知識のべて、 BUNさんに指摘されたんですが、
    (二式艦偵がなぜ2人乗りか、で大ホラ吹いた)
    艦攻には偵察任務があるので、3人ではなかったでしたっけ。
    無頼庵

  6. 極端な話、航法を重視せず雷撃だけなら単座もあり得ます。最初の十年式艦上雷撃機は単座でした。
    が、防御火力の必要性を指摘され、次の一三式艦攻で複座になります。増えた1名はただ旋回銃を扱うのではなく、偵察員としての役目を負いますので、艦偵と兼用可能になります。十年式では雷撃機と艦偵は別機種でしたがこれが統合されます。
    次いで八九式艦攻からは機上無線機が充実して来たので、これを扱う専門の人員が増えて三座になります。九七式では艦攻と艦偵が平行して試作されますが、これにはやはり統合可能との論議もあり、三座のままです。事実三菱が十試艦偵を試作していないのは艦攻と兼用可能としたためです。
    以上のように、対敵主力艦攻撃用の艦攻は発達しましたが、途中から対敵空母用の急降下爆撃機(艦爆)が新設されます。この機種は機動性を旨とするため複座です。
    しかし、艦爆が相手とすべき航空母艦の方に飛行甲板装甲化の動きが見られるようになり、これに対するために艦爆の搭載弾量が増加されます。結果として艦攻と変わらぬペイロードが必要となって来たため、これを艦攻と統合する運びになります。こうして現れたのが流星です。偵察任務の方は、より高速機を必要とされることがわかって来たため、こちらを専用機に分化させて彩雲が生まれています。


  7. >3 前にセミララさんがあげておられたB7A3の全長、重量で考えてみたんですけど、全長240mm増加は発動機換装でちょうどそれくらい延びる感じで胴体内にもう一座席増やせる余裕は生まれませんし、自重と全備重量の増え具合からしても人間一人多く載せている感じがしないんですが。どんなものなんでしょう。


  8.  >8 片 さん

     う〜 どうなんでしょう
     確かに 全長が240mm長くなって 自重が350kg位増えています(正規全備は300kg増)
     私は B7A2の長〜い風防の中にある前後の席の間に何があるのか知りませんから 前後席の中間に もう1つ座席が増やせるのではと思ってしまいます(勝手な空想)
     また 搭乗員を1人増やしたとしても せいぜい150kg位しか増えないのではないのかなぁと思いまして.......
     エンジンを「ハ43」11にすることで 全長が240mm増えたことは何となく想像できるのですが エンジンを換えただけで300kg強も増えるものなのか?と思うのです
     まあ エンジンを換えて それに合わせて発動機架も潤滑油ラジエーターも「ハ43」11用にしたら 300kg強位 簡単に増えてしまうような気もしないでもないのですが......
     ところで片さんは B7A3が3座と記されている資料か何か ご覧になったことはありませんか?
    セミララ

  9. 前席と後席のど真ん中は中翼ですから主桁が通っているので、座席増設は無理みたいなんです。
    全長240mm増加は、烈風A7M2と、流星B7A2の同率の図面を、発動機架の位置で重ね合わせると、ハ43を積んだときちょうど機首先端がそれぐらいずれます。ということで発動機より後方の胴体の延長はないみたいです。

    自重で356kg増えてるんですよね。ところが全備重量は300kgしか増えてないですから、搭載量はマイナスなんです。搭載量ではかられるはずの搭乗者1名75kgが割り込むことが出来ないんですよ。

    >B7A3が3座と記されている資料か何か ご覧になったことはありませんか?
    それがないんですよ。というか、二次資料ばっかりなんですけども。



  10.  >>B7A3が3座と記されている資料か何か ご覧になったことはありませんか?
     >それがないんですよ。というか、二次資料ばっかりなんですけども。

     B7A3は複座という資料は見たことがあるのでしょうか

     ところで ネット上の流星3面図を見てみたら あの風防の長さだと 主翼の桁に関係なく 3人目が収まりそうもないことが判りました
     ただ 流星は 私の目には単桁っぽく見えるので 風防・胴体後部の改修(旋回銃座の移動含む)で3人座れそうです
     でも そこまでして(そんな大掛かりな改修をしてまで)3人乗りにはしなさそうなので B7A3はやっぱり複座なんだろうなぁ
     ところで これだと B7A3は2人乗りという意見を増強するばかりなので 3人乗りという意見も増強しようと思います(笑)
     まず B7A2からB7A3になるにつれて 正規全備重量が300kgアップしていますが はたしてこの正規全備という状態が 両者で同一なのか疑問です
     燃料は?、搭載爆弾は?
     B7A2に比べB7A3は 正規全備状態の燃料が何リットル少ないとか B7A2は80番搭載時が正規全備だけど B7A3だと正規全備が50番搭載になったとか?
     下手すると 機銃弾の搭載量とか 無線機・方向探知機の搭載区分も違ってきているかもしれません
     ..........................
     惑星とか木星とか そういった機体でなくても 謎がたくさんあって良く判らん当時の機体......誰か解明してくれ
    他力本願なセミララ

  11. まあ、重量については中身に色々あって推し量るのは難しいので、ちょっとなんとも云い難いものであるのは確かです。
    でも、複座だと思うなあ。


  12. 日本の傑作機 光人社NF文庫(1997-1月)によれば、流星はすべて2座です。
    重量を犠牲にしてまで3座にする理由はありません。普通流星改とよばれてい
    るB7A2が、20年3月に正式採用された「流星」だそうです。
    蒼空


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