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3151  現在放映されている「ストラトス4」というアニメにおいて英国の開発したTSR2が登場するのですが、そのコクピットが腹ばいの姿勢で操縦する方式になっています。普段ならアニメ独自の奇をてらった設定か、と受け流してしまうところですが、この時代の英国の軍用機は奇天烈なところがあるのでちょっと気になっています。実際のコクピットは本当にこのとおりの方式だったのでしょうか? よろしくお願いします。

 ついでに、劇中で佐古先生のところにあるデルタ翼の戦闘機の機種が知りたいので、そちらもご存知の方がおられましたらよろしく回答お願いいたします。
ジョン・ウェイン

  1.  そんなことありません、TSR2は普通のマーチンベイカー製射出座席です。

     デルタ翼機は・・・調べときます、誰か回答するかもしんないし。
    ooi

  2.  いや、確かTSR2は普通のコクピットですよ。ちなみに腹ばい式のコクピットは、パイロットの耐G能力の向上を目的としてミーティアを改造して試験されましたが、射出座席が装備できないことや、パイロットの首が疲れる(笑)等の理由でキャンセルとなりました。
     しかし仰向けやうつ伏せに近い姿勢というのは、確かにGによる負担を軽減できるので、F−16などの最近の戦闘機は座席をかなり後方に傾けて仰向けに近い姿勢で操縦しています。
    YF−23A

  3. ↑おっと、半分カブりましたか(^^;
    YF−23A

  4. ストラトス4というアニメ的に、女性キャラをアレなアングルから
    視聴者に見てもらう・・・という意図があり、そのための腹這い設定
    なんじゃないでしょうか(笑)。

    実在機ではノースロップXP79フライングラムが腹這いを採用して
    ボツってますね。
    みやした つとむ

  5. 横レス失礼。
    パイロットが腹這いの航空機としては、ライト・フライヤー1号もそうです。しかも機体の横転には、腰を左右に振って撓み翼を操作すると言うアクション付き。
    もうすぐあれから100年。
    SHI

  6. 皆様ありがとうございます。
    そうですか、普通のコクピットでしたか…。
    >4
    やはりそれが目的ですかね(笑)。

    引き続き、デルタ翼機についての回答もお待ちしています。
    (デルタ機はオープニングにも一瞬登場します)
    ジョン・ウェイン

  7.  あー、オープニングに登場するってぇとCF−105 アブロ アローだと思います、カナダが開発した超音速迎撃機です。
     CF−105で検索かけて見て下さい、ばしばしヒットします。>ぐーぐるなら。
    ooi

  8. 寝そべった耐G姿勢ですがこれは飛行方向に対して垂直方向へ発生するGへの対処であると理解しています。(例えば宙返りを行う際に発生する+Gに対し頭を相対的に低い位置に置くことで心臓の負担を減らす)
    これに対し作品に登場するようなロケットによる高高度邀撃ではGは飛行方向に平行なものが大きくなるのではないでしょうか?X−15等の高高度飛行時のGの掛かり方に関する資料をご存知の方は居られませんか?

    けい

  9. >6
    で、確認なんですが

    http://www.maverick2.com/ArrowMain.htm
    http://www.avroland.ca/al-cf105.html

    こんな感じの機体で宜しいでしょうか>ジョン・ウェイン様
    違うとなると再度調べ直さにゃあかんくなるんで。
    ooi

  10. >8
    X-15は加速がすごくて、上昇時には45度くらいの角度を取るのですが、
    乗っている人間は加速と重力の複合で、ほとんど垂直に上昇しているかのごとく錯覚する、
    とか聞いたことがあります。
    伏臥姿勢で乗っていたら脳貧血起こしそうですな。
    X-15って総重量33300ポンドで、エンジンの推力が57000ポンドもあるんですね。
    推力重量比1.7。しかも自重は15000ポンドだから、推進剤を消費しつくしたころには
    推力重量比は3.8! こりゃすごい加速だ。
    便利少尉

  11. ゴミレスですがかつて米軍で研究されていた迎撃機(?)の中にフライング・ラム
    というものがありました。この機体も腹ばいになって操縦するものだったと記憶しております。
    ゼンガー

  12. ↑はノースロップXP−79Bですね。この機体は1945年9月12日に初飛行、墜落によりキャンセルされたジェット全翼機です。うつぶせ式操縦席は、急な旋回や、繰り返しの上昇と降下飛行時発生する強い加速度と、空中戦の時に溶接マグネシウム合金製の主翼で相手の垂直尾翼を切り落として撃墜する時、発生する強い衝撃加速度に、操縦士が耐えれるようにと考えられたものです。
    XP−79の機能を重視したことから、脱出に手間取るうつぶせ式操縦席を設けたと推定されます。これは自分たちの設計思想と製作技術に驕りを持った結果、搭乗員の安全性と居住性についての考察を怠ったものと推測されます。
    シルバー

  13. >9
    回答ありがとうございます。
    しかし、確認しましたがどうやら違うようです。
    オープニングで夕焼けの中を飛んでいる機体はエアインテークがデルタ翼の下面にあります。胴体側面にあるアヴロアローとは違うようです。
    それとも、これは架空機なのかな?
    ジョン・ウェイン

  14. 公式サイトによるところのストラトス・ゼロというものですか?
    残念ながら私の住んでいる航空自衛隊の某基地周辺の地方では放映されていません・・しかし、ちょっと見てみたくなったので調べましたが、XB−70に似ているそうですね。
    シルバー

  15. 現物を見ないことには分かりませんが、XF−108レイピアに似ているものの、オリジナル機らしい。とのことです。見たことある人お願いします。
    シルバー

  16. >14,15
    公式サイトあったんですね。(テレビ神奈川のHPから飛べないので気づきませんでした)
    確かにストラトス・ゼロのことです。名前から言っても架空機決定ですね。ありがとうございました。
    おっしゃるとおりヴァルキリーにデザインが似ています。
    ジョン・ウェイン


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