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3183  初めて質問させていただきます。元・零戦パイロットの柳谷謙治氏や杉野計雄氏は、ラバウルに派遣されていた頃XF5Fスカイロケットを撃墜または目撃したと証言していますが、米軍記録ではこの機は実戦参加していないようです。では両氏は一体何をスカイロケットと誤認したのでしょうか?どなたかご教示戴ければ幸いです。
為右衛門

  1. 何の根拠もないですが、双発双尾翼でずんぐりした胴体の小型機…という事なら、ロッキード C-40(エレクトラ)とかビーチ C-45(Model18) 連絡機かも知れません。

    http://www.wpafb.af.mil/museum/research/cargo/c4/c40.htm
    http://www.wpafb.af.mil/museum/research/cargo/c4/c45.htm
    ささき

  2. これは私も朝日ソノラマ文庫で読んで大笑いしてしまったところです。スカイロケットは1機しか作られてないはずなんで。
    では、なにか?けっこう気になって調べたことがあります。以下、あくまで推測です。

    F5F-1スカイロケットの初飛行は1940年ですから、当時の最新米海軍戦闘機、としてラバウルのパイロットも写真は見ていた可能性があります。
    スカイロケットの特徴は、翼の前縁部にはりついた2基の空冷エンジンと、
    それにはさまれた小さいコクピットです。そしてもう一つは、2枚の垂直尾翼。
    これらの条件を満たす機体は、残念ながら他にありません。
    しかし、垂直尾翼に目をつぶれば、シルエットが似た機体は2種あります。
    ひとつはカーチスライトAT9jeep。ただ、これは本土から出た記録がみつかりませんでした。
    もう一つは、おそらく誰も知らない、インターステート(Interstate)TDR-3という機体。
    これはアメリカ海軍の機体改良部隊、NAMU(Narval Air Modification Unit)が開発したものです。
    インターステートがメーカー名なのか、政府機関名(州をまたいで、といった意味がある)なのかも謎です。
    TDはターゲットドローン、Rはおそらくリモートコントロールの頭文字。
    これは無人爆撃機で、機首にテレビカメラを搭載、リモコンで操作される、という代物でした。
    ただし、人が乗ることも可能で、コクピットがあり、これのシルエットはスカイロケットによく似ています。
    さらに知られてませんが、実戦参加しており、ニューギニアの基地に配備、
    終戦直前にラバウル相手に攻撃を成功させたとする資料があります。
    おそらくこの機体に間違いないはずですが、なんせデータがなく細かい点は不明です。
    そのくせ、カラー写真まで残っているのが、さすが米軍機(笑)。

    ana-kya

  3. アナーキャです(笑)


  4. >2.
    インターステイト・エアクラフト社は 1937 年にカリフォルニア州エルセグンドで創立、1945 年には製造権をハーロウ・エアクラフト社に売却した短命の会社だったようです(紆余曲折を経て 1985 年にはニューハンプシャー州で復活したようですが)。

    http://www.aerofiles.com/_i.html

    ささき

  5. >無人爆撃機

    おお、そのような物が有ったのですか。実は私の父が「アメリカが、無人の飛行機を飛ばして、爆弾落として帰っていった」と言っていまして、「父ちゃん何言ってるの、その当時そんな物が…」と思っておりましたが、本当に有ったんですね。(父ちゃんごめんね、疑って)ちなみに父はラバウルと言うか、ニューブリテン島のジャングルに居たそうです。

    で、検索してみました。TDR-3は見つかりませんでしたが、TDR-1の写真の有るサイト(英語)
    http://www.stagone.org/


    アンサラー

  6. フォロー、ありがとうございます。
    知らんことがいろいろわかり、結局私が一番大助かり(笑)。
    インターステーツ、会社名でしたか。

    アンサラーさん、このページこそ、私が探していたものです、ええ。
    そうかTDR-1も実戦投入されてたんだ。誘導ミサイルという扱いですね、やはり。
    46機発進させて29機目標到達、18機が目標への命中に成功ですか。
    うーん思った以上に本格的に作戦投入されてたのか。
    TDR1にはコクピットなしもあるようで、これを目撃されたんでしょうね。
    ちなみにTDR-3はエンジンが空冷星型になり、翼の付け根のオイルクーラー(?)
    もありませんが、大筋では同じラインの機体です。
    しかし、フロリダに現存機があるとは…。見てみたいですね。
    アナーキャ

  7. みなさま、ご丁寧なお返事を戴き有り難うございます。
    >ロッキード C-40(エレクトラ)とかビーチ C-45(Model18) 連絡機かも知れません。
    なるほど、確かに米軍基地上空で目撃されたとの事ですので、こういう無防備な機体であった可能性もありますね。
    それにしても今話題の無人攻撃機があの時代に実用化されていたとは・・・日本が誘導弾を開発したことにも驚いていましたが、やはり恐るべし、アメリカ。終戦直前との事ですので、両氏が目撃したのがこれかどうかは微妙なところですが、雲を掴むような質問で思わぬ勉強をしてしまいました。みなさま、ありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願いします。
    為右衛門

  8. あの空域にはRAAFのボーフォートとかボーファイターが来てるんですね。
    時期的なものを照らし合わせてないからなんともいえませんが、大きさはともかく、形態的にはスカイロケットと共通した何かのある機体、といえるのではないでしょうか。



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