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3263 航空機による爆弾での船への攻撃で反復眺弾(低空で飛んで爆弾を投下して船の横腹を狙う攻撃だそうです、字は違うかも)と言うのがあるそうですがこれの威力は高いのでしょうか、原理上水面より上しか攻撃できなそうなのでたいしたダメージはくらわないのでは?
ビックYを読んだ者

  1. 反跳爆撃(日本軍でも「スキップ・ボンビング」と紹介されています)は通常の水平爆撃に比較すれば爆弾の撃速が低い為に威力は低いのですが、高い命中精度で舷側に当てられる点で非装甲の商船攻撃に適した爆撃法でもあります。米軍はこの戦法で商船を攻撃し、そこから学んだ日本海軍は専用の爆弾を開発し敵機動部隊に立ち向かおうとしています。
    BUN

  2. ありがとうございます、反眺爆撃でしたか(いや〜間違えて覚えていた)私がこれを知った「ビックY―戦艦大和の戦後史(と言いつつこれが出てくる1巻はまだ戦争末期なんだよな。)」で大和の艦長がこれをくらったのを見て絶望しているのがその少し後の「魚雷で船底でも狙われない限り大和の防御はほぼ無敵」と矛盾すると思っていたんですがこれなら絶望するのはちょっと早かったようですね。(実際劇中で大和がくらったのは船首の1発だけ、ただし盾になった信濃が転覆着底。)
    ビックYを読んだ者

  3. 英空軍はダム破壊用に水面跳躍爆雷「ダムバスター(あるいはアップ・キープ)」を使用しましたが、これを更に発展させ対艦攻撃用とした特殊爆弾も作っていました。ドラム缶状の円筒形爆雷をモーターで回転させてから投下、水面を跳ねて目標に衝突したあと舷側に密着(回転による作用に加え磁力リングも装着したらしい?)したまま水没し水中炸裂するという代物で「ハイ・ボール」の暗号名で呼ばれました。
    http://www.danshistory.com/ww2/bombs.shtml#highball

    ハイ・ボールは重量 580Kg/炸薬量 272Kgで、母機はデハビランド・モスキートが選択されました。魚雷よりも高速で投下でき爆弾より命中率の高い理想の対艦兵器として熱心に研究/訓練が続けられましたが、実戦で使われることはありませんでした。
    ささき


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