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3594 WW2の日本での話として、故障や事故あるいは被弾して廃棄になった飛行機は、スクラップとして民間に払い下げられたのでしょうか。あるいは、ジュラルミンなどは溶かして再利用したのでしょうか。
よろしく御願いします。

  1. 廃却となるような故障、損傷が発生した機体は部隊から還納されます。移動出来ないような状態であれば書類上のみで保有機リストから抹消する例もあります。各部隊は保有している機体の履歴簿等を管理していますので、保有機のリストから外さねば代替機が補給されません。
    そして廃却された機体で内地に送り返せたものは必要な部品を回収するなどした後、再生できる材料は再生されています。
    BUN

  2. 廃機体のジュラルミンからアルミナ(アルミニウム一歩手前のもの)を回収する方法は昭和19年頃から始められたようです。また廃機体を直接電解炉に入れてアルミニウムの回収も行われたのですが、銅を含むため品位は良いとはいえないみたいです。ところで、戦争末期に製造されたアルミ鋳造の飯盒はジュラルミン製だったのでしょうか?また、ジュラルミンは溶かしたらまたジュラルミンになるのでしょうか?
    雑学研究家


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