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3642  坂井三郎さんの本の中に零戦や紫電改の胴体燃料タンクがコクピットの前部に設置されているのは被弾に対して危険と感じたと書かれていました。が飛燕に乗られた人の本の中ではコクピットの後部に設置されていた胴体タンクは危険とされ撤去されたと書かれていました。結局どちらのほうが適当な配置だったのでしょうか。
砲身

  1. 前かうしろか、という比較の問題ではなく、どちらも発火したとき操縦者が直に炙られる位置だからどちらも同じように危ない、ということではないでしょうか。


  2. 胴体後部のタンクは重心を後退させて安定性を損ねるのが「危険」だったのでは?
    ささき

  3.  三式戦の設計者である土井武夫氏は「キ61試作機の燃料タンク容量は翼内タンク620L+胴体増加タンク200Lだったが、生産機では防弾ゴムを張ったので翼内タンク容量は555Lに減少した」と述べておられます。
     この文章から、三式戦初期型の燃料タンクは「胴体増加タンクには防弾処置が施されておらず、被弾すると防弾ゴムが張られている翼内タンクより発火しやすい」ので「危険」だったというのがパイロットの方の意見なのではないでしょうか(勿論、重量バランスも大きく影響していたと思いますが)。
     因みに三式戦一型乙の途中で廃止された胴体増加燃料タンクは一型丁で復活して五式戦にまで受け継がれていますが、このタンクは容量95Lで防弾処理が施されていたそうです。
    T216

  4. 「零戦の胴体タンクになぜ自動消火装置を装備しないのか、翼内タンクが発火しても脱出できるが、胴体タンクが発火した場合逃げられない」という改善要求が昭和19年の二六一空から出ています。実際に空中戦を行う搭乗員の立場から見れば防弾の有無ではなくタンクの設置場所として胴体前部は適当ではないと判断されたようです。
    BUN

  5. コクピットの前ということは、エンジンのすぐ後ろになるわけで、高温になっている場所になります。
    そのため、設計者としてはあまり燃料タンクを置きたくない場所だと思います。
    ただし、被弾面積は小さいので、翼内タンクよりは安全だったのではないでしょうか。
    キック


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