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3656 P-51Dで外板に使われていた金属と使われていた場所を教えてください。
あと、無塗装の場合、どこが特にピカピカだったか教えてください。

もっちー

  1.  「世界の傑作機No.79」によるとP-51Dの外板は「24STアルクラッド」というジュラルミンにアルミまたはアルミ合金を被せた合板を全面的に使用していたそうです(場所によって厚さは違いますが)。
     ただし初期生産機の垂直尾翼および水平尾翼の舵面は羽布張りで、生産途中から昇降舵のみ金属張りに変更されたそうです(方向舵は羽布張りのまま)。

     また層流翼の効果を保つため主翼表面をつるつるの状態にするよう規定されていたそうなので、状況にもよるでしょうが主翼が一番ピカピカだったのではないかと思います。
    T216

  2. 主翼は表面粗度を抑える必要上、胴体が無塗装の場合でも銀色塗装だったはず。
    写真で見ても排気管周辺のパネルが少し黒っぽく写ってますが、ここは耐熱のためスチールが使われています。


  3. 補足ですが、主翼を塗装した場合でもフラップと補助翼は塗装を省略してポリッシュで終わっていたようです。
    Dago


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