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3666 私の住む名古屋は戦前、航空産業の中心だったと聞いておりますが、具体的には現在名古屋港周辺にある住友軽金属、三菱重工&自工、愛知機械、大同特殊鋼、日本ガイシなどがこれらを担っていたのでしょうか?
漠然とした知識を明確に追認していただくだけのようで申し訳ありません。また更に詳細な事項をいただければ幸いです。
CooLMaX

  1. 自分も名古屋市在住です。
    こんな、ホームページがあります。あと、『愛知の戦争遺跡ガイド』と言う本が参考になります。レベルの高い本です。一般書店では見たことありませんが、鶴舞の図書館には数冊蔵書されています。

    http://homepage2.nifty.com/prism11/factory.htm
    ogurenko

  2.  http://www3.justnet.ne.jp/~asao/afterwar.htmによれば、三菱重工三重工場、三菱航空機鈴鹿整備工場が三重県鈴鹿市内にあったようです。家内の伯母は三重県津市の紡績工場を転用した工場でプロペラを作っていたようですが、これもその関連だったかも知れません。豊川海軍工廠、鈴鹿海軍工廠等では航空用機銃や機銃弾等を製造していたようなので、名古屋だけではなく広い範囲に関連施設があるようです。
     また、愛知機械の前身であります愛知航空機(愛知時計電機の別会社)は99式艦爆をはじめとする多数の艦上爆撃機を製造するなど(http://www.ne.jp/asahi/hayashi/love/atsuta4.htm)しておりますので、各社の社史を丹念に拾っていけば、貴重な研究になるものと思います。
     
    hush

  3.  質問に上げられている三菱自工は、1970年設立(重工より独立)ですので、大戦には関わってはおりません。
    PRCA

  4. 3番の方のおっしゃるとおりなのですが、港区大江町の三菱自工のあるあたりが、かつて三菱重工業名古屋航空機製作所の第一工作部、つまり海軍機の組み立てを行っていた敷地です。
    その東隣、三菱重工大江工場となっている場所は、同じく第二工作部でここでは陸軍の九七重爆が組み立てられていました。さらに東、三菱自動車バス製作所付近が四式重爆飛龍の工場跡地です。
    同じ敷地の北側、今は東レや愛知機械工業がある付近も三菱重工業名古屋航空機製作所の旧敷地です。東レのあたりに陸海軍機を合わせた試作工場と設計室などがありました。


  5. >4.の片さんに追記させていただくと
     大江工場は、現在も三菱重工名古屋航空宇宙製作所(名航と略していう)の技術部や開発部が居を構えております。MHI(三菱重工のこと)の名航では他に、飛島工場、小牧南工場が現在稼動しております。また、MHI名古屋誘導推進システム製作所(旧小牧北工場)というところで、某ロケットモーター等の開発が行われております。
    PRCA

  6. >5.一部訂正
     名古屋航空宇宙製作所→名古屋航空宇宙システム製作所
    PRCA


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