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16 米艦艇に搭載されていたコンピュータはどの程度性能だったのでしょうか?当時のコンピュータなんて「計算バリエーション」とか、また熟練した人が使う「機械式計算機」の方が解を出す速度が速いとか聞いてたのですが(すいません、これは艦船関係ではなかったかも)

  1. (質問補足)日米での砲撃による命中精度(艦砲射撃を行うための計算精度、計算スピード等)はそんなに変わるものか?ということです


  2. WW2中の米艦艇の射撃指揮装置は日本と同じ「機械式計算機」だった筈ですけど(Harvard Mark I (電気機械式)が完成1944、有名なENIAC (真空管式)が1946で大戦には間に合って無い筈 ) 。ただ、同じ「機械式計算機」でも計算精度に影響する構成部品のガタや組立精度は日本よりアメリカの方が上の筈です。(T-SATO)


  3. (↑続き)下で議論しているレーダー射撃以外で、従来の光学測距に頼った方位盤射撃なんかだと扱う兵士の熟練度が最も大きく影響しますから、それに比較すると機械による差はさほど出ないとは思います。ただ機械的な扱い易さや信頼性や耐久性なんかは日本よりアメリカの方が上の筈で、この点がどれぐらい影響するかは分かりません。(T-SATO)


  4. 質問者です。では年代的にもよく聞かれる「レーダ+原始的コンピュータ」はありえなかったということでしょうか?(それとも「電卓」と「コンピュータ」を一緒にしてるとか)ならば、砲撃における米軍の有利点はレーダ射撃(目視できない状況下においても正確に射撃ができる)ことだけなんでしょうか?(まぁ、これだけでも十分ですが^^)


  5. 別のコーナーでも言っしまいましたが、トランジスタも無い時代のレーダーが精密射撃を管制できたなどというのは、ちょっとその辺をかじった人間には全く信じられません。無理なのです。


  6. もうみんなしていじめないで下さいよ。別に電気式のデジタルコンピュータ積んでるっていった訳じゃないんだしーー。正直な話、従来式の方位盤よりはずっと高機能のアナコン積んでたんじゃないかなあぐらいの認識でした(EOS)


  7. 日本の電探が6cm四方のオシロスコープタイプの暗いモニターで波形を解読しながら距離や目標を識別したつうのが、神業だとおもふ、、、


  8. 少しずれますが,射撃盤とハンドルを回して計算する「機械式計算機」は全く違います。射撃盤は基本的にカムでできており(プリズム等も使いますが),カムに回転(入力)を与えた瞬間に結果がリフトとして出てきます。計算するのではなく,入力に対する出力を,カムのプロフィールとして始めから作ってあります。コンピュータのように,まず1秒後の位置を計算し,それを元にさらに1秒後を計算し,といった逐次処理は行いません。計算時間は無限小ですが,機構的な制約からあまり複雑な計算はできないでしょう。


  9. (↑訂正)「複雑な計算はできない」というより「決まった計算しかできない」です。「計算機」なら計算のさせ方(プログラム)によって種々の計算ができますが,射撃盤は砲の方位角・仰角以外の計算はできません(そう造ってあるから)。


  10. ↑当たり前といえば当たり前。でもそれで充分でしょう。



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