QQCCMMVVGGTT
182 伊勢や金剛とかの古い戦艦は艦尾が水面すれすれまで下がっています。でも大和はそんな形ではありません。どこで設計思想がかわったのか?

  1. 下がっていませんよ。最上甲板はどれも水平です。


  2. それとも艦尾の形状ですか?長門型までの艦尾が下に付きだしているのは建造当初は艦尾にスタンウォークが設けられていた為です。スタンウォークというのは回廊で帆船時代からの伝統で艦長室が艦尾にあった時代の名残です。


  3. 船主楼型の船体なので、艦首に比べて艦尾の乾舷が低いことを言ってらっしゃるのでしょう。ということは船主楼型の設計をいつ捨てたのか、日本のオリジナル設計の大和と英国戦艦の拡大コピーである長門までの艦の間にあるデザインの隔たりは何故なのかといった疑問なのだと解釈します。答えも書いちゃった。BUN


  4. でも大和型でも「艦尾」は一段下がってますね。それから艦尾形状が下に突きだした形である理由をスタンウォークの為と書きましたが半分間違いでした。水中抵抗を小さくするためにできるだけ水線部の全長を長く取りたかったので、下にいくにつれ後ろに突き出したようです。大和型では巡洋艦によく使われた「クルーザースタン」という形状が採用されています。新戦艦では設計思想や技術に条約型巡洋艦の物を取り入れた部分が多いので、これもその一つでしょう。



Back