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258 八八艦隊計画艦「加賀」の最上甲板は傾斜していたんでしょうか?
(艦首から艦尾へ向けて低くなる?)
最近の市販の本で「加賀」のイラストをみると、傾斜しているように見えます。
空母改装後の「加賀」や「赤城」は排水量を減らすため喫水を浅くしようとして、
推進スクリューの深度を保つため、艦尾だけ深くするため甲板が傾斜したという
本はよんだことがあるのですが・・・・。
最近の市販の本で「加賀」のイラストをみると、傾斜しているように見えます。
巣田 夏生

  1. 傾斜してて正しいんでは?

    天城・加賀型は後部に砲塔を3つ備えた
    艦尾の重たいフネですから
    船首を上げて、船尾を軽減する必要があると想像されます

    SUDO

  2. 空母への改造時に喫水確保のために傾斜を与えたのは正しいのですが、それ以前に、加賀型・天城型では戦艦での設計時点から最上甲板が傾斜しています。
    平賀譲の船体設計手法では、艦首と艦尾で必要な乾舷の高さを求め、これを結んだ線で上甲板の角度を決めていました。
    強度を保ちながら船体の断面積を減少させることができ、結果的に重量を軽減させることができます。

    この手法はのちの古鷹型重巡、妙高型重巡などでも用いられた方法です。
    しかし、中甲板以下も床が傾斜しているために居住性に問題がある、強度が必ずしも十分に確保できないという問題があったようです。

    うがんこ

  3. 回答、有り難う御座いました。 (^o^)
    やっぱり、古鷹などとおなじだったんですね。

    してみると、空母改装後の加賀の甲板傾斜はかなりきつかったのでは?
    巣田 夏生


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