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523 潜水艦に装甲施した例ってありますか?
無いとして、何故?
勝井

  1. 耐圧船殻が装甲と同じ役目をします
    ドイツから技術導入(第一次大戦のU142ベースだそうな)
    巡潜1号型は内殻をNVNCで作ってますな
    船内にも弾片防御甲板を持って、要所を装甲してあるとか
    23mmのNVNCで6インチ砲弾に耐えるとか(たぶん榴弾や通常弾対象)

    これらは第一次大戦での戦訓だったのではないかと想像しますが
    以降の潜水艦では積極的な防弾構造は取り入れられていないようです

    でもって装甲を貼らない理由は
    「積極的な砲撃戦を行なわないから」です
    ヤバイ相手だったら潜行してしまえば装甲は要らない

    魚雷の性能向上、装備数の増加、徹甲弾の普及は
    潜水艦が浮上砲戦する必要性を減らし、危険性を増大させたのです

    SUDO

  2. 爆雷なんかの水中爆発に対して,装甲の効果ってのはあまり意味がないのでしょうか?
    勝井

  3. そういや第一次大戦の英国潜水艦で、7.7mm機銃弾の集中射撃を受けて浸水、沈没直前までいったのがあったはず(ドイツ軍タマ切れのため逃走に成功)。
    Schump

  4. しかし、潜水艦に装甲を施したとしても
    体当たりされたら、逆に装甲の重さで沈没
    スピードが速くなりそうな気が・・・



  5. >2
    そりゃ、薄いよか厚いほうがマシだろうけど
    内殻が損傷したら駄目なワケだからして
    他がいくら頑丈でも意味が無いっす

    >4
    沈降速度(沈没速度)は
    残存浮力(浸水していない部分の容積)と
    重量(浸水も含む)で決まると思うので

    装甲の重量の分、船体が重くなっても
    それに見合った予備浮力係数を確保していれば
    同量の浸水なら、沈降速度は変わらないはずです
    もし装甲することで、損傷部位が局限されれば
    浸水量も少なくなるので、この場合は沈降速度は低くなります

    どっちにしても沈没なんだが(爆)

    SUDO


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