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ノースカロライナ級が、片舷に酸素魚雷を三本当てられたときと、片舷に通常魚雷を三本当てられたのでは被害がどのように違うのですか?教えてください。 あと、酸素魚雷が当たった艦船があれば教えてください。 ベルゼバブ |
- 酸化剤に酸素を使ってるという理由で、魚雷の破壊力が増すことは無いようです。ただし日本海軍が使用していた魚雷(酸素魚雷)は他国の魚雷に比べて炸薬量が多めだったので、そういう理由で破壊力は大きかったかもしれません。
で、第二次大戦当時、日本海軍の艦艇は専ら酸素魚雷を用いていたので酸素魚雷が命中した連合国艦船というのはナンボでもあります。
(N)
- えーと、酸化剤に酸素を使うって言い方は変か。空気を使ってても酸化剤が酸素なの違いない…
(N)
- 補足、燃料の燃焼用に空気ではなく純酸素を使っていたので、同じ航続距離なら空気ボンベのサイズを1/5にできたんで、その分、炸薬の増加にまわせたわけです。実際は航続距離の増加のため燃料なんかも多く積んでます。
taka
- 素人の蛇足
日本でも航空魚雷は空気式です。
でも、第二次大戦時の通常魚雷というかスタンダードな魚雷ってなんなんでしょうね。英米なら空気式、日本なら酸素式、ドイツなら電池式でいいのでしょうか?
カンタニャック
- ふと疑問。
航空魚雷が空気式なのは何故?
あくまで性能を追求するなら酸素式の方がいいはずですよね。
長射程を必要としない以上そこまでの性能は求めなかったってことでしょうか?
勝井
- >3の補足。
日本水上艦標準の61センチと他国の53センチの口径差による部分も大きいです。
デカい分、炸薬搭載のスペースも十分とれたわけで、
すでに空気式の段階から他国より炸薬量が増していたと記憶してます(ウラ無し,うろ覚えだけど)。
勝井
- >5、航空魚雷が空気式なわけ
酸素魚雷というのは元来取り扱いがやっかいなものらしく、専門の調整員や
設備が必要だったようです。ただでさえ航空機というややこしい機械を扱っ
てスペースのない空母での運用にはデメリットの方が大きかったと思います。
45cm酸素魚雷も存在しないはずです。
taka
- >5.
酸素魚雷の最大のメリットは魚雷の航跡をほとんど消すことができ、敵に発見
されにくいという点ですから、航空機による雷撃に使用してもあまり意味がない
からでは?と思うのですが・・・。
はしもちゃん
- 日本海軍でも一応はね、航空機用の酸素魚雷というのはやってるんですけどね。
(N)
- 因みに45cm径の酸素魚雷は甲標的用ではありますが九七式酸素魚雷がありますね。
大塚好古
- ↑甲標的用の45cmは酸素魚雷でしたか、てっきり航空機用の空気魚雷を
使っていると思いこんでました。
taka
- 航空機用だと九四式(一型、二型)という酸素魚雷を採用してますが、沢
山造ってません。
理由としては上記の他に、飛行機で近くまで持っていった方が有効なんで
長射程は不要。というのもあるらしいです。
tackow
- 航空機用が空気式な理由、
価格とか製造上の手間とかを考えていましたが、
安全性には思い至りませんでした。
言われてみりゃ当然のことなのに…
そういうの気づかせてくれるからAns.Qてのはありがたいっす。
勝井
- そんなことありませんよ、勝井山。
航空用酸素魚雷は一旦、通常型魚雷の生産に取って代わっているんです。
それが何故中止になり、旧型の魚雷に戻ったのか、
これは自分で考えればすぐ気がつきます。
BUN
- 日本の航空魚雷は前後軸の動揺を安定化させる機構が付属しているので
頭部の炸薬を詰めるとき重心を下げるため上部に空隙を作る必要がなく、全容積を
有効に利用できたそうです
Navy