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598  WW2において、複数の口径の砲を搭載した艦艇が星弾を撃つ場合、どの砲を使用していたのでしょうか。もしかして、大和級用18インチ星弾なんていうのもあったのでしょうか。
sharman

  1. 星弾の照射時間は決して長くはないですから、
    ある程度連射の効く中・小口径砲用のみであると思いますが。
    勝井

  2. またぁ、そういう憶測を・・・大口径用のもありますて、、

    手許の資料で確認出来るのは36p砲の照明弾乙って奴ですが、要目は以下の
    通りです。

    光薬量    光度    燃焼時間  落下速度  有効照明界の直径
    17.5s  530万カンデラ  65秒   10m/s     900m

    これについては40p砲用のものまでは存在が確認できるのですが、46p
    用のものは不明です。

    我が海軍では夜間の射撃については、照射あるいは無照射での射撃もかなり検
    討・訓練しておった様です。
    ちなみに「星弾」は光る砲弾なのでいまいち利用しずらく、太平洋戦争の前に
    パラシュートで降下しつつ光る照明弾に代替されていました。

    そうそう、星弾も各種口径の奴が用意されていたようです。
    tackow

  3. 補足

    確か、昭和14年あたりの研究射撃で、「長門」は上に書いた40センチの照
    明弾を使って夜間射撃をしているんですが。これがどの様な意図(1Sを夜戦
    に投入するのか??)で行われたのかは判らないです。

    いずれ修行したいと思ってるんですが・・・

    あと、2番。変な日本語になってるんですが、勘弁してください。
    tackow

  4. うぅ、で何を言いたかったかというと。1Sを夜戦に使う意志があったのならば
    もしかして、もしかしたら46センチの照明弾があったかも知れない。と言うこ
    とです。

    訓練はしている筈なので、意外と簡単に探せるかもしれませんが。
    tackow

  5. 便乗質問ですいません。
    夜戦関係ですが探照灯の有効範囲というか使用距離はどの程度を考えていたのでしょうか?
    それと関係しますが照明弾の方が遠距離で使えそうですがその使い分けとかはどうなんでしょうか?
    taka

  6. 御察しの通り、照明弾の方が遠距離で有利であった様です。

    大口径砲の場合には照射(無照射でも同じ)での最大有効射程は約10000m
    (満月に近い場合には50%増し)と考えられていたのですが、照明弾の場合に
    は約16000mと想定されていました(何れも南洋での場合)。
    その代わり、距離が近い場合には照明弾は使用が困難であり。36センチ砲の場
    合には10000m以内では使用が出来なかった様です。

    また、測距儀を用いた場合の測距精度という点では、測距誤差は探照灯での照射
    目標の場合は昼間の約5倍。照明弾での照射の場合には同じく2倍とされている
    ので、測距精度という点では照明弾が有利であった様です。

    まぁ、照明弾での照射は目標を照射範囲に捉えるのが難しい事や、攻撃力の減少
    を招く事から。特に、主砲を主たる戦力とする戦艦では余り用いられなかったで
    は?と愚考するのですが・・・
    戦艦などの場合には観測機の吊光弾を用いる場合が多かったのでは無いでしょう
    か?
    tackow

  7. ありがとうございました。なるほど、戦艦でも主砲で撃つんですね。戦艦は各門100発ぐらい主砲弾を積んでいたと思いますが、何発ぐらい星弾(または吊光弾)を用意していたのでしょうかねぇ。もしかしたら、一戦隊の星弾射撃というのは、3万メートルぐらいから撃って第二艦隊の攻撃を援護する、陸軍の重砲的使用法だったりして…………。
    sharman

  8. いやあ、暗夜、射距離3万では敵艦船が見えませんヨ、、

    まぁ、見えたってヒトもいるんですがネ。
    tackow

  9. 地球は丸いよ〜ん。
    BUN

  10. ↑ 夢中になって、忘れてた(笑)

    でも、三次ソロモンで15海里だかで戦艦のマストが見えたつうヒトもいるん
    ですわ、、
    どこまでホントかは??ですけどもネ。
    tackow


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