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600 特攻艇震洋はかなり画期的な兵器だと思うのですがなぜあまり効果がなかったのでしょう。
TLC

  1. どのへんを「画期的」と思われたのか逆にお尋ねしたいです。
    たとえ夜襲としても30ノット程度で肉薄攻撃ができるとは思えないのですが…。http://www.edu.nagasaki-u.ac.jp/private/fukuda/report/sinyo/new.htm
    こちらに第68震洋隊にいらした方とマルレ艇部隊の方のインタビューがありますが、「初めて飛行靴でベニア板の上に乗った時はちょっと悲しかった」なんて仰ってます。画期的だったら士気も上がってたと思われませんか?

    AJOR

  2. 魚雷攻撃や艦砲射撃を受けても回避できそうと思ったからです。
    TLC

  3. あの…。震洋ですよね?
    確かに魚雷攻撃や艦砲射撃は(するかな?)、回避できるかもしれませんが、そのかわり機銃の一連射でバラバラになっちゃうと思いますよ。たかが5メートル位のモーターボートですから。
    AJOR

  4. そっかー・・・
    TLC

  5. 確かにちょこまか動き回るボートに 20cm だの 40cm の巨砲は追従できないでしょうが、12.7cm なら容易に追従できるでしょう。12.7cm と言っても陸砲なら重砲クラスなので着弾すれば相当な水柱が上がります。しかもご存知の通り米艦は 12.7cm 砲を針鼠のごとく搭載しており弾雨を浴びることは確実です。ベニヤのモーターボートなど、至近弾を食っただけでも衝撃で分解したり転覆したりするのではないでしょうか。
    ささき

  6. 40mmボーフォースもありますね。40mm砲と言えば大戦初期の戦車砲クラスです。
    taka

  7. まあこんなのに活躍の余地を与えるとしたら
    せいぜい夜間ぐらいのものです。

    しかし費用対効果の点でもそうとう効率が悪いように思います。
    駆逐艦1隻沈めるのに、一体何隻の震洋が洋上に虚しく散ることかと考えますと。
    一人一殺すら達成できないのでは?
    勝井

  8. 個人的には、費用対効果でこういう特攻兵器を語るのは、辛いものがあります。「さぁ、百人特攻してこい。1隻でも上陸用舟艇沈めればおつりがくるぜ。駆逐艦なら万歳だ」とかね。震洋の目指す「費用対効果」とは「華々しい戦果」ではなく、「死者の頭数計算」なのではないかと思います。寒々しいですが。
    こてらじ

  9. 同感ですが、特攻兵器を効果の点から論じると、どうしてもこんな感じになっちゃうわけで。
    特攻を手放しに礼賛してるわけじゃないことは一応断っておきます。
    勝井

  10. 『フィリピンに配属された「震洋」隊は、20年2月15日午後9時、コレヒドールから36隻(不正確)が、出撃し戦車揚陸艦を警戒していた支援艦3隻を撃沈した(モリソン戦史)。この攻撃に参加したのは、東京都に在住している乙飛十九期の辰巳保男氏の証言によれば、甲飛十三期、乙飛十九期を中心にした第十二震洋隊(松枝義久中尉)である。が米軍は艦の周囲に防材をつないで流し「震洋」の攻撃を封じた。リンガエン湾でも出撃したが正確な資料は無い。』

     『特攻』御田重宝 著 講談社文庫
    roht

  11. ↑↑承知しております。
    こてらじ


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