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650 目標を外れた魚雷はどうなるのでしょうか?
一定距離走行後、自爆or自沈するのでしょうか?それとも機雷のようにいつまでも
波間に漂っているのでしょうか?
はしもっちゃん

  1. とりあえず、大戦中、海岸に打ち上げられた例がいくつかあります。
    勝井

  2. 凄い。凄いです。
    勝井山顕彰会

  3. ルンガ沖魚雷戦で日本の酸素魚雷が浜辺に乗り上げて捕獲されています
    ロックマン

  4. それは走行中にのし上げたのです。
    質問の内容とは異なりますよ。
    BUN

  5. はしもっちゃん氏の言う通り >一定距離走行後、自爆or自沈する−−−−が正解です。
    1.ほとんどの魚雷は、一定距離走行後、魚雷内に海水を注水して自沈する方法をとってます。
     A、WWII時代は注水専用のメカニカルなバルブ(弁)が付属されており、エンジン
       或いはギア等とメカ的に繋がり、一定距離走行後、作動する様になっています。
      帝国海軍では”沈降弁”、メカ的な繋がり部を”沈降弁起動装置”と呼んでました。
     B、現在では−−−MK46Mod5対潜魚雷の場合。
         FLOODING,VALVE(文字通り注水弁)という部品が存在します。
       但しメカ的なバルブではなく、直径Φ50〜60mmX厚さ4〜5mmの、
       確かマグネシウム系統の円盤です。
       これが魚雷本体の側面に開けられている穴に貼りついている(栓をしている)
       状態を想像してください。 このマグネシウムディスクが、おおよそ24時間で海水に侵食され−−−−
       結果、魚雷は沈んでいきます。  すごい簡単な発想です。!!
       ちなみに、P3CやSH60が投下するソノブイも自沈方法は同様の発想です。
       どっちにしても、偶然、浜辺に乗り上げたのなら、沈没しようが無いです。   

    2,自爆装置というのは、小生は聞いた事がありません。 あっても不思議とは思いませんが!!
     (潜航退避中の攻撃側潜水艦にしてみると、或いはホーミング魚雷を使用中のASW戦において、
      命中爆発と誤認しやすい。からかもしれません)

    奇跡の発動機?誉

  6. >目標を外れた魚雷は−−−−?  に対しての答えも必要でした。
     1、独海軍Uボートが1942末〜43年の戦争中期以降使用したLUT或い
       FAT魚雷が有名ですね。(G7a,G7e,の改良型)
       要はジグザグ航走するプログラミングを発射前に設定しておき、目標をはずれても又、
       ジグザグ航走しながら同じ目標を追いかけます。或いは運良く?このジグザグ航走領域に
       タイミングヒットした、船団中の他船に命中するかも!(ちょっと変な文章)
       プログラミングと言ってもマイクロコンピュータなんか無い時代です。メカ的(カム機構)で魚雷の舵を動かす。
      
      2、現在のMK46他、ほとんどの対潜ホーミング魚雷の場合。
        おおよそ半径200M〜400Mぐらいの円を描いてヘリカル(螺旋)捜索する様
        プログラミングされています。 
        ヘリカル(螺旋)捜索とは : 廻りながら潜って探す事。事前に深度設定をしておく。
        相手が水上目標の場合はたいてい、中、大型魚雷=有線魚雷を使用なので外れた場合、
        発射母艦側から再度誘導指令を出します。
    奇跡の発動機?誉


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