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675 初歩的な質問だと思うのですが、フリゲート艦ってどんなジャンルの軍艦なんですか?欧州の船によく聞くのですが・・。

はさみ

  1. これは、結構難しいです。まず、「現代」という条件だと。
    極めて大雑把ですが、駆逐艦よりもやや低性能で廉価な軍艦、という感じでし
    ょうか。排水量で1000〜4000t程度と見てもらえれば。

    けれども、昔みたいに条約によってカテゴリーが決められている訳ではないの
    で、言ったモン勝ちという雰囲気はあります。
    ですから、ある海軍で「これはフリゲートだ」と主張すればフリゲートになる
    のですが・・・

    帆船時代とか50〜70年代の米海軍だとまた別の話になるでしょうね・・
    tackow

  2. 海自の護衛艦あたりですと、
    DDは駆逐艦、DEはフリゲートと海外では認識されてるようです。
    勝井

  3. ↑それも時代と書籍による。資料によってはDDG/DDHを除いてDDが全てFF扱いにされている
    場合があるよ<海自。確かその資料ではDEはPF扱いだったな。
    大塚好古

  4. 元々は仏語の”fregate”(フレガート)から由来するといわれ、16−17世紀頃の快速で軽快な帆船のことを言います。
    その後18世紀には英海軍にて明確に規定、当時の戦列艦以下の艦(5、6等艦)とされ、主に通商破壊又は護衛に使用されたようです。
    しかし19世紀末には大型のものはクルーザー、小型のものはコルベットに分類されるようになりました。(この辺の区別も非常に曖昧なのですが)
    一旦消滅したフリゲートですが、二次大戦に英国で航洋型護衛艦として名称が復活します。
    戦後は各国で造られるようになり、かつ2次大戦時に比べ大型化してきています。
    最近では排水量3000−4000トンのものもざらにあり、現在ヨーロッパ各国で計画中のフリゲートの中には5000トンを超えるものまであります。
    海自の護衛艦、むらさめ型やあさぎり型は世界的に見ればフリゲートに該当するでしょう。(こんごう型は駆逐艦に相当)
    あー、久しぶりに書き込みました。
    JK


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