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705 はじめまして。兼ねてから疑問であった質問をさせて頂きます。
戦時中、改装によって撤去された日本海軍艦艇の主砲塔はその後
何処に行ってしまったのでしょうか?

例えば以下の様なものです。全体としてはかなりの数にのぼると
思われるのですが。

戦艦:航空戦艦化に伴い撤去された伊勢の5・6番主砲塔、日向の6番主砲塔
重巡:航空巡洋艦化に伴い撤去された最上の4・5番主砲塔
軽巡:対空兵装強化のため撤去された5500t級/夕張の一部の主砲塔
駆逐艦:対空兵装強化のため撤去された特型/甲型等の2番主砲塔

GNB

  1.  軍縮条約などにより余剰となった砲や、開戦前に撤去された砲については少しとはいえ解るのですが、戦時中に撤去された物となると……。特に、12,7cm砲はどっかの要塞に配備されたという話も聞きませんね。
     とりあえず、硫黄島に配備された14cm砲4門は伊勢、日向の副砲を転用したものだそうです。もっとも、これは戦前の第一次大改装の際に撤去された物かもしれませんが。(数も2×2でぴったり。)沖縄はどうだったのだろう?
    tomo

  2. あくまで憶測ですが・・・。
    戦艦の主砲は海岸砲とかになってそうですけどどうなんでしょう?
    重巡の主砲なんかは修理の時に使われたりしてないでしょうか?

    taka

  3. イギリスがヴァンガード建造の際、倉庫からわざわざ20年前の15インチ砲塔引っ張り出してきたみたく、
    普通はどっか(多分鎮守府の倉庫じゃないかと)に保管されてるんじゃないですか?
    必要があれば再利用したでしょうが。
    勝井

  4. 航空巡「最上」改装時には4・5番砲塔は爆撃により使用不能になって
    いたのではないでしょうか。(三隅とも衝突していますし)

    ちなみに、軽巡「最上」の155ミリ砲塔のうち一基は呉軍港(亀ヶ首試
    射場か?)近辺に配備されていたと数年前の中国新聞(本社広島)に掲載
    されていました。
    ペンギン

  5. >2 軍縮条約で廃艦となったり、建造中止になった戦艦の主砲塔の一部は海岸砲として再利用されていますが、工事が大変なので、その後、この様な使い方はしていないようです。

    >4 軽巡「最上」の155ミリ砲塔のうち一基は呉軍港〜
     『原爆搭載機「射程内ニ在リ」』という本によると、呉海軍高角砲部隊の砲台(飛渡瀬砲台らしい)が15,5cm砲を装備していたようなので、多分これのことでしょう。
    tomo


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