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709 プリンス・オブ・ウェールズには新造時に雷撃機対策のためにUPという対空ロケット弾を積んでいましたが雷撃は操艦で回避できると考え取り外したそうです。マレー沖海戦でこれがあれば役立ったのでしょうか?動きがにぶく大型の陸攻には有効とかんがえますが・・
ロックマン

  1. イギリスがいう雷撃機とは、「あの」ソードフィッシュでしょう。
    ドイツがソードの速力を見誤って信管調定を誤ったのと同様の事態が発生した可能性が高いと思いますが。
    勝井

  2. 信管を切り違えたのかな?勝井山。
    BUN

  3.  対空ロケット弾って、遅延信管のついた爆薬をロケットで打ち出しパラシュート降下させて低空に弾幕を張るっていうアレかな?似たようなものを日本陸軍が開発し、大戦末期に飛行場に配備し地上掃射機(P-51 や F6F)への対策にしたようですが、脅し程度の効果しかなかったそうです。
     機体が大柄なうえ一旦コースに乗ったら直進あるのみ、の陸攻雷撃隊に対しては、一見効果がありそうに思えます。しかしパラシュート弾で海面スレスレに弾幕を張るためには連射しなければならず、艦が回避起動を取った場合は発射速度の遅いロケット弾で同一座標に連射するのは無理に思えます。しかも雷撃機は一方向だけではなく多方向から同時に来襲するので、濃密な弾幕を張ることはますます難しい(多分事実上不可能)に思えます。
     たぶん、英軍もそう考えたからロケットを外したのではないでしょうか。
    ささき

  4. >3 似たようなものを日本陸軍が開発し
     阻塞弾発射機ですね。いつ頃開発されたかはわかりませんが、アリューシャンで米軍に鹵獲されていますから、戦争中盤には使われていたようです。船舶用の対空兵器にも採用されています。低空飛行中の航空機用に開発され、南方で使われ始めたときには結構有効だったそうで、最初は7cmのものだけでしたが、後により射高を伸ばした8cmのものも開発されています。もっとも、大戦末期には全く効果が無く、かえって自分の位置を暴露してしまうので、ほとんど使われなかったそうです。
    tomo

  5. ロックマンです。対空砲火の強力なP・O・ウェールズがあっさりと沈んだのは射撃管制装置の能力や、艦長の操艦がソードフィッシュの速度を前提としていたことが大きいと思いますがいかがでしょうか?
    ロックマン

  6.  関係ないけど……Prince of WalesをP・O・ウェールズと略すのは止めた方が良いと思う。
    ファースト・ネーム、ミドル・ネームじゃないんだから…。
    れぱるす

  7. >5.
    日本の水平爆撃隊は計器高度 3000m で侵入したそうです。これはフィートだとほぼ 1000ft なので弾道算出が容易であり、日本側がこの高度を選んだことは戦術的には誤りだったはずです。ただし当日は気圧の関係で気圧高度が若干高めとなり、1000ft に調停された英軍の高射砲弾は爆撃隊の数百メートル下方に集弾したという話があります。
    また雷撃隊に対する切り札のはずの 40mm 多連装ポンポン砲は故障が多く、有効な弾幕を張ることができなかったようです。どうもイギリス側は対空戦闘の実弾訓練を充分に行っていなかったようですね。
    ささき

  8. >7. ごめん、一桁違ってた 3000m=10000ft です(正確には 3048m)。
    ささき

  9. 水平爆撃の投下高度は実弾と実際の装甲を用いた実験で算出されていますから、投下高度は必然なんです。しかも密集編隊での長機の照準による一斉投下が基本でしたから水平爆撃は高速目標にもよく当たる、と考えられています。
    BUN

  10. ↑日本陸攻隊の対艦水平爆撃法について、ジャワ海で数度攻撃を喰ったオランダ海軍艦艇乗組員は
    毎回同じ方策、「馬鹿の一つ覚えの方法」で攻撃してくるので避けるのは何の苦も無かったと
    書いてますなぁ…。なんでも最後は六分儀で航空機と爆弾の位置を測って回避運動を行った
    艦もあったとか。
    大塚好古

  11.  うぬぬ、、でも、主敵相手にそんなに何度も使うつもりは無かったんで、勘弁
    してやってください。頼みます。
    tackow


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