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779 日本軍は赤外線を使った艦船・戦車用に敵味方識別装置を開発していたようですが、これを発展させて攻撃用として艦船・戦車の照準器に赤外線暗視装置を取りつて夜間射撃用に、また見張用に使えないのでしょうか?
ロックマン

  1. 敵味方識別程度だと、赤外光を感知できれば済むのでしょうが、射撃や見張りに使うとなると、映像化する必要があります。
    光電管とブラウン管くらいの格差があるのではないでしょうか。


  2. 山川灯のことなのでしょうか?
    残念ながら、水上戦闘の行われる距離で有効なものではありませんので応用は不可能です。
    しかし、日本は航空機用の暗視装置の研究はしていたんですよ。
    BUN

  3.  戦車に積んどったやつは敵味方識別用ではなく、夜間行軍において先導部隊(もしくは車輌)が後続部隊を誘導する際に使う物です。陸軍の実験止まりですが。
     見張りようとしては、陸軍が見張り用の暗視装置(ノクトヴィジョン)として「む号」装置、航空機探知機として「ね号」装置を研究しています。敵味方識別装置=二式哨信儀は海軍ですから、開発は別系統だと思います。
     前者は特攻兵器の開発優先のため、後者はレーダー開発優先のため開発中止。ただし、後に「丸ケ」の赤外線誘導装置に研究が活かされています。
     ただ、解像度はさほど高くないようで、射撃用にはまだまだ道が長いと思います。
    tomo

  4. 航空機用暗視装置の研究は海軍側でも実施されていますよ。
    BUN

  5. 航空機用暗視装置の場合、光源は何になるのでしょうか?
    赤外線照明弾のようなものを想像してしまったのですが。


  6. ↑ドイツ空軍の用法で見ると、赤外線照射器を使うもののようですね。光源の光量、光芒の細さ、受光器の解像度など考えると、これは難しそうだ。



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