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879 議論ボードが適当かもしれませんが…。

次期防の海自次期DDHについてですが、やっぱり軽空母になるんでしょうか?
新聞記事が出た頃はすなおに「ヘリ四機つんだ、いくぶん多目的っぽいDDHかも」と思ってもいましたが、ここ最近の雑誌などの記事を読むにつけ、やはりこっそり軽空母にしちゃおうという防A庁の考えがあったとしてもナンカ不思議は無いなあ、なんて思うようになってきまして(つうか、13kトンのDDHでヘリ四機はなかろう、と。つくづく自分の素直さが愛しいです(w)。
satoski

  1. なさそうな気はするけど。軽空母ってのは。限定的なヘリ空母ならともかく。
    わしの個人的な考えとしてはイージスのスレーブとして働く純粋な「動く弾薬庫」の方がいいやね、なんて。今のままじゃ虎の子のイージスを守るために護
    衛艦隊が必要になるざます(笑)
    sorya

  2. ↑のはちょっと無茶苦茶なんだけどさ、実際1万t 程度の空母でナニが出来る?って疑問があるですよ。空母として稼動するには絶対的に必要な早期警戒機

    による警戒網を1万t 程度の単艦では運用できんと思う。普通に考えれば。確かに現在ヘリを用いた早期警戒システムってのが開発されてるけど、少なくと
    もわしの耳には無事就役って話をついぞ聞かんのです。トラブル続出で飛ばす
    のもヤバいって話は聞くんだけど(笑)

    まあ、そのトラブルがなんとかフォローできたとしても、その航続距離及び時間、到達高度を考えれば外洋での運用は限られたものとなりそうです。日本海
    (東海?(笑))及び東シナ海といったバッジの影響下における運用みたいな中途半端な仕様になってしまうと思うよ。そんな訳でneg.が個人的な評価。
    sorya

  3. 真剣に悩んどるのと違いますかね、海自。
    人員の問題と運用ドクトリンの問題を解決して、初めて軽空母にするんでしょうなぁ、多分。
    今のままで軽空母にしても良い事はないと思いますけどねぇ。
    ooi

  4. >2. soryaさん
    件の大型護衛艦は基準排水量で公表してるので、
    満載では2万t近くなり、ほぼ英インビンシブル級に匹敵すると世艦で読みましたが。

    あと、4機目に搭載される掃海・輸送ヘリコプターは、ハリアー2機分ほどもスペースを食うそうですね。
    勝井

  5. Invincible-Class Aircraft-Carrierの早期警戒システムは?
    そう、SeaKing(ヘリ)を用いた早期警戒網です。
    ついでにハリアーまでそろえなきゃならないです(笑)

    この組み合わせでは用途は限りなく狭められると思うよ。
    sorya

  6. 確か来る6月起工の伊ルイジ・エイナウディは2万5千t級で、JSF搭載も考慮してるって話ですね。
    案外、DDH3,4番艦はもう少し大型化し、本格的なJSF運用能力を備えることになるのでしょうか。

    確かに多目的ですね。
    固有兵装は並のDDにひけを取らないほどの重武装だし。
    もしかして、武装を搭載することで格納庫スペースをカモフラージュしてたりして。
    勝井

  7. 「世界の艦船」他に載っているイメージ図を見た感想&雑誌の解説記事ですが・・・・・・

    「これって、全通甲板型空母の飛行甲板に格納庫かぶせただけじゃないのか?」

    といった感じですから、やっぱり狙っているのは英「インビンシブル」級に近いヘリ空母なんでしょうね。排水量からしてもタイ海軍のよりは大きいし。

     個人的には15000t位でアングルドデッキを備えたイージス艦「日本版キエフ級」を期待していたのですが残念です(爆)

    明石耕作

  8. フォークランド紛争に参加した英空母は2隻だけだと思っていたら、丸(平成1年2月号)を見たら、コンテナ船2隻も軽整備して、特設空母として参加しているんですね。固定翼機(ハリアー含む)の運用ができる正式空母にしても、ヘリの割合が高くて全搭載機数3分の1ぐらいも混じっていました。
    現代戦での海上においてもヘリは大変よく使われるみたいなので、一方、自衛艦は1〜2機しか積めない艦船が多いので、次期防の海自次期DDHはヘリの運用だけでも結構役に立つのではないでしょうか。
    benben

  9. >丸(平成1年2月号)
      ↓
    平成13年2月号、でした。
    なおヘリ搭載(ハリアーも搭載可能)のコンテナ船「アトランティック・コンベアー」は、アルゼンチン軍のエグゾゼミサイルによって、搭載ヘリ10機とともに撃沈されています。
    benben

  10.  確か、4次防(だっけ?)の時にはるな型の拡大改良型として9000t位のDDHが計画されたと記憶します。
     結局、はるな改型になった訳ですが、今回の想像図を見る限りでは、それを引きずっている感じもします。

     想像図の通りに出現すれば、下手すると生きているうちには「軽空母」が拝めないのがまぁ残念といえば残念。
    tackow

  11. >日本海(東海?(笑))及び東シナ海といったバッジの影響下における運用みたいな中途半端な仕様になってしまうと思うよ。
    それ、軽空母導入に際しての国民&隣国に対する言い訳に使えますね(とっても不健全)
    軽空母用の次世代早期警戒機ってどうなるんでしょうね?本命のV-22は致命的な欠陥を抱えているし、レーダー搭載ヘリシステム(HORIZON?:高度4000、任務遂行時間4時間、観測距離晴天時で200q、雨天150q)じゃ役不足?。(妄想でSH-60J改に増槽付けてOH-1改用のレーダーをつけた簡易AEWなんて考えたりして)
    レーダーとデータリンクだけ付けたグライダーみたいなUAVじゃだめですか?レールカタパルトで短距離離陸、着艦はアレスティングワイヤで引っ掛けるとか。・・・すいませんゴミですね(爆)
    ガンヘッド

  12. ヘリが4機積めるが、基本的にはやっぱり輸送船、といったところでしょうか。(これじゃ防A庁の説明どうりやん)
    benben

  13. MCS-12インチョンが2005年に退役し、MH-53EがCH-60Sナイト・ホークに交代していくと、米国海軍は、特に沿岸海域作戦での機雷戦能力に重大な支障をきたすそうです:
    http://www.dtic.mil/ndia/ewc/Gollo2.pdf
    海上自衛隊の次期DDHが、今以上の対潜能力を持った上に、沿岸海域での強力な機雷戦能力を発揮してくれれば、米国海軍にとって、周辺有事の際の、とっても有り難いしもべとなるものと思います。あとは、中央船楼の左舷がわを取っ払うだけでしょう。(バウ・ソナーはどういたしましょうか?)
    少年タイフーン

  14.  排水量の割に搭載機数が4機っつーのはどう説明するんだろう。将来の航空機の発展を見越してとか言ってオスプレイをゆうゆう4機積めるくらいの格納スペースをとったりして。それでも説明しきれなかったら邦人避難用の居住スペースとか、病院施設を充実させたとか言ったりとか。
    tomo

  15. 密かに、並のDDと同程度の重武装を施すようですから、
    (イメージ図には、SSM、短SAM、CIWS、魚雷を装備と付記してあった)
    それが格納庫スペースのカモフラージュになってるのかもしれない…
    勝井

  16.  んで、防衛要綱(でしたっけ?)が改訂されて、海自の航空機編成が変わり、搭載機数増大の暁にはさっさと改装して、ベルサイユ体制から抜け出したルフトバッフェのごとくお披露目したりして。
    tomo

  17. 今度の選挙次第ってことなのかなぁ?
    ガンヘッド

  18. 米海軍は別格として、他国の空母を調べると、英インヴィシブル級が満載排水量2万トン、伊のジュセッペ・ガリバルディー満載排水量1万4千トン、スペインのプリンシペ・デ・アストゥリアスが満載排水量1万7千トン、タイの「沿岸警備ヘリコプター母艦」(周辺諸国への影響を考慮した名称で、実質的には軽空母)のチャクリ・ナルエベトが満載排水量1万2千トン。ついでにおおすみ型の艦種は戦車揚陸艦だが、基準排水量9千トン。
    海自次期DDHは、やろうと思えば軽空母に仕立てあげることのできる大きさのフネでしょうが、おおすみ型が3隻だけで奇数なので4番艦目(大きめだが)といったところでしょうか。軽空母の可能性はうかがけますが、政治運用上も内容的にも掃海的(船でやるよりもヘリで空中から掃海した方が安全)にも、いくぶん多目的っぽい輸送船でしょうか。もっとも積もうと思えばヘリでもハリアーでも積めてしまいますが。コンテナ船で英は運用したくらいですから。あと、フォークランドでは多数の徴用船が運用されました。輸送船として使われたわけで、これは戦闘艦艇よりもずっと多数です。輸送船はやはりなるべくたくさんあった方が良いでしょう。
    benben

  19. >11ガンヘッドさま

    ところで、「本命のV-22は致命的な欠陥を抱えているし」って、本当なんですか?米国マリンコは一生懸命否定していますが:
    http://www.usmc.mil/marinelink/mcn2000.nsf/main5/FE8FB377EB836197852569ED00716DAD?opendocument
    少年タイフーン

  20. 私は英語の文盲なので読めませんが、2000年4月のアリゾナでの墜落原因は(19名死亡)は操縦ミスであった。同年6月に飛行再開するが8月に不具合が発生して飛行停止に。4月の事故は急スピードで降下した時に自分の吹き下ろし気流の中に入ってしまいローターが失速、墜落した。結論「原因は機体の欠陥でもなければ、パイロットの操縦ミスでもない」てな事が書いているのかと思われます。8月の全機飛行停止処分は訓練中に機体に異常を感じ、緊急着陸し検査したところ動力シャフトの連結部分の不具合を発見したのが原因みたいですね。その問題の部分をヘリ研究の権威、朝日航洋・元専務の西川氏に聞くと「そこは非常に重要な個所で、オスプリの左右エンジン及びローターと動力シャフトを連結している部分です。そこの不具合は致命的です」という回答があったそうです。
    その後は知りませんが、原因解決には再設計が必要なのではと思われますし、一から開発、テストをやり直すとなると実戦配備がいつの事になるのやら・・・という意味で前のレスは書いてます。
    ガンヘッド


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