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977 第二次大戦中の潜水艦で食事って、どんなものなのでしょうか。
通常の艦艇での食事とは、やはり異なるのでしょうか。

かすた

  1. 通常の水上艦の食事と同様ですが、かなりカロリーを押さえた献立になるようです。
    BUN

  2.  我が海軍の場合、細かく見ると換給品の品目が多いとか潜航時増加食(ラムネ、果物等)やビタミン剤があったりとか、の違いはあります。が、献立的には基本的に水上艦艇と同じと見て良いとおもいます。もちろん、生鮮食料は長続きせず、殆どを缶詰に依存さざるを得ないのでかなり味気ない食事であったようですし、潜水艦糧食は高カロリー過ぎるのでは?との疑問があったのは「真実一路」にあるとおりです。
    tackow

  3. 帝国陸海軍では玄米・白米混飯が奨励されていましたが、潜水艦乗組員に対しては
    「高温多湿不潔な環境では糠があると米の痛みが早い」
    「食欲減退の傾向のある潜水艦内で十分な食事を取る必要から白米のほうが良い」
    などの理由から、優先的に白米を供給していたと聞きます。
    Navy

  4. ドイツ海軍とアメリカ海軍では、過酷な環境で任務に着く潜水艦乗りには、軍でも
    最高の内容の食料を与えていた様です。
    (カロリーも高かった。戦果を挙げたお国だから?)

    と言っても生鮮食料品は2週間と持たないので、後は缶詰、加工肉(ハム、ソーセ
    ージ)、乾燥野菜が中心となってしまい、これを火を使わず調理しなければならな
    かったので美味しく作るのは容易ではなく、腕の良い調理員は何処に行っても大切
    にされたそうです。

    飲み物に関してはやはりアメリカ海軍が他国を寄せ付けず、コーヒー、冷却飲料を
    24時間何時でも飲むことか出来たとか。

    その上エアコンは有るわ、乾燥機は有るわ、シャワー室も他国のものより広く24
    時間利用可能。

    まあ、激烈な闘いを続けたUボートには、こんな設備は似合いませんけど。
    しゃるほ

  5. ↑殆どの国の潜水艦には上記のような設備はあります。特に潜水艦にはエアコンは不可欠の装備です。そして潜水艦食がカロリーを押さえる方向に向うのは、長期の航海で内臓に負担が掛かる為であって、高カロリーが高級食ということでは全くありません。また、代表的なUボートの装備が悪いのは米海軍の艦隊型に比べて毒怪軍の潜水艦は近海行動用の中型艦が主流だからです。
    BUN

  6. 伊号にシャワーがあった、と言うような事を言っている訳ではありませんので誤解なきよう。潜水艦の食事に多少の特徴が見られるのは、生鮮食料品の不足(これは水上艦艇も同じ)ではなく、運動不足が大きいようです。
    BUN

  7. >4. ハワイとサンフランシスコとフィラデルフィアで係留展示されている米潜水艦に入ったことがありますが「狭い」と感じました。艦内いたるところ配管とバルブだらけです。Uボートや伊号と比較できませんけど、米潜水艦が特別に贅沢で広かったようには思えないのですが…。
    ささき

  8. ああ、如何に二日酔とはいえ、毒怪軍とは酷いですねぇ。独海軍ですよね、ハイ、他意はございません。
    BUN

  9. お答えありがとうございます。
    ところで、
    >6伊号にシャワーがあった、と言うような事を言っている訳ではありません……
    伊号潜水艦にはシャワールームはなかったということでしょうか?
    どうも文脈から、そうとれるのですが……
    かすた

  10. はい、シャワールームはありません。
    BUN

  11. 出しゃばってしまいまいた。申し訳ございません。
    コーヒーについてもUボートでもちゃんと飲めます。
    カップ等も持ち込まれているし、映画でも啜っているシーンが有ったかと思いま
    す。誤解を招く書き込みお詫び致します。
    ところで伊号のエアコン、乾燥機装備率は如何程でしょうか?
    しゃるほ

  12. 甲型を始めとした新世代の巡潜以降はほぼ100%装備しています。
    BUN

  13. >10 返答ありがとうございます。
    ということは、彼らの体って……不潔?それとも他の方法で洗っていたのでしょうか。
    まさか、潜水艦作戦が常に日帰りだったということはないでしょうし。
    かすた

  14. >13
    基本的に洗いません。
    タオルなどで体をこする程度です。
    そのタオルもあまり洗わないので真っ黒になってしまいます。
    残念ですがこれは帰還するまで我慢するしかありません。
    また、洗濯はやろうと思えば出来ますが干すところが無く、艦内に干すと湿気が多くなり電気装置などがあるので危険です。
    余分な真水はあまりありませんが・・・。

    橋本以行氏の“伊58潜帰投せり”を参考にしました。
    涼月

  15.  吉村昭の「深海の使者」で、ドイツに到着した潜水艦の艦長が、礼服に着替えようとしたら、白い粉がドバッと落ちた、という一文がありました。垢だったそうです。
    ツカドン

  16.  伊号六潜がインド洋作戦に従事した際、士官連中がシャワーを浴びたとか言う記載を
    「海底十一万浬」で読んだような記憶があるにゃぁ…。
    大塚好古

  17. 日本の潜水艦は、居住性が大変悪かったので、最初のうちは普通の食事をとっていたようですが、暑さで食欲がなくなり、そのうちビタミン剤ばかりになったという話をテレビで見ました。当時の乗組員の方が話しておられましたよ。
    それと、浮上したときに、甲板にのこった魚(飛び魚だったと思う)を、塩焼きにして食べるのが、すごくおいしくて、楽しみだったとも言ってました。
    上官から順番に食べるので、下っ端には、あまりまわってこなかったそうです。
    ダバダ

  18. はじめまして鬼塚山です。今日このサイトを初めて訪れました。楽しいページですね。
    さて、遅れてきた話題で恐縮ですが、日本海軍の潜水艦ではビタミンC不足を補うために
    艦内で「もやし」を栽培していたと何かの資料で読みました。
    また、訪独の際にこの技術を渡したとか…と記憶しております。

    確かに理にかなっており日本らしい良いアイデアと思います。
    鬼塚山

  19. 大塚さん、シャワーは浴びてないよ。伊六の艦内喫煙室は元シャワールームだったという一言が入っているだけです。他の艦にシャワースペースがスペースとしてだけでも設置されていたかどうかは、機会を見て調べます。
    BUN

  20. ↑朝日ソノラマ版「海底十一万浬」(稲葉通宗元海軍大佐著)を読み返してみたら、
    P151-153のところに隔日でシャワーを浴びた旨書いてあるにょ。
    大塚好古


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