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1061 日清戦争以前に海外に発注され、日本への回航の途中に行方不明になった「畝傍」には、保険(回航保険とでも言うのでしょうか?)がかけられていたというような話を聞いたことがあるのですが、もしそれが本当ならば、同じように海外から輸入された戦艦「三笠」や巡洋戦艦「金剛」等にも、保険がかけられていたのでしょうか?
弥空

  1. 「三笠」「金剛」の件は調べないとなんとも言えませんが、「畝傍」の場合は
    亡失に関して契約に基づき保険金六十五万フラン(一ニ〇万円)が支払われ、
    この保険金で「千代田」が代艦として建造されたとされます。
    今泉 淳

  2. 情報ソースも該当船舶も忘れてしまったんですが
    回航費用の内訳に保険費用が含まれていたのがあったと思います(弱いなぁ・・・)

    思うに、畝傍の件以降では恐らく保険をかけるのは当然になったのでは?

    SUDO

  3. 畝傍の保険は回航の一航海のみの航海保険で保証額は購入額の80%程度だったはずです。また日本は保険金を満額受け取っていますが、建造費を全額支払っていなかったと思います。
    BUN

  4. >思うに、畝傍の件以降では恐らく保険をかけるのは当然になったのでは?

    「千鳥」の際は保険に入っていなかったとされています。もっとも、それ
    以外のケースがどうだかはまた別でありますが。


    今泉 淳

  5. 皆様、御回答ありがとうございました。
    なるほど、とりあえず「畝傍」には保険がかけてあり、それを受け取っているというのは確認できるんですね。

    ところでBUN様、建造費を全額支払ってないとはどういうことなのでしょうか?
    残りの一部は無事日本に到着し引き渡された後に支払われることになっていた
    ということでしょうか?
    弥空

  6. 畝傍の支払いは横浜港到着時に完了するのではなかったかと思います。
    畝傍の保険と支払条件を定めた購入契約とは別の問題なのです。
    BUN


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