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1065 マンガネタで恐縮ですが、沈黙の艦隊(かわぐちかいじ氏著)で潜水艦が海中を自由自在に動きまわりますが、実際のところどの程度の機動が可能なのでしょうか。例えば潜航中は音だけが頼りの航海ですが、走行中の他の潜水艦にどの程度近寄れるものでしょうか。
M2型

  1. どの程度の機動が可能かは分かりませんが、静粛性が命の潜水艦で騒音の元となる
    派手な機動はあまり意味が無いと思われます。
    他の潜水艦との距離につきましては「潜水艦諜報戦」によると1969年当時
    ソ連ヤンキー級を追尾した合衆国スタージョン級が3000ヤード程度の距離
    を維持していたそうです。4000〜5000ヤード開くと航行音が聞こえなく
    なってヤンキー級を見失う危険があったからとの事。
    現在はセンサーの性能が格段に向上してますからもっと遠くても追尾出来る筈です。
    ご質問の趣旨である”聴音による操艦でどこまで近寄れるか”は分かりません。
    タイ駐在員

  2.  機動に関してはタイ在住員さんと同じで「あまり意味が無いからやらない。」だと思います。
     しかし、以前どこかでかわぐち氏自身が、連載時現役の海自サブマリナーに取材したときの話として、「潜水艦を垂直まで傾けられますか?」と聞いたら「70°まではやった事があるが、90°は分からない。」と言われたそうです。
     氏は「”出来ない”ではなく”分からない”と言うことは、やろうと思えば出切ると言う事だと思って90°までやったんですよ。」と言う話をしてました。
     どこまで近づけるかについて実際の数字は分かりませんが、沈黙の場合マンガとして1コマの中に自艦(やまと)と相手(敵艦)を入れた方が読みやすく、迫力が出るためにあのように接近戦が多かったのだと思います。
    YOU

  3. >2
     すいません、「タイ駐在員さん」の間違いです。申し訳ありませんでした。

    YOU

  4. ご回答ありがとうございます。

    なるほど、隠密が命の潜水艦、高速機動はあまり意味がなさそう、というかやらないほうが良いみたいですね。納得です。
    しかし70度も傾けると、艦内は大変でしょうね。たっていられないのでは?
    ところで一度観艦式を見たことがありますが、急速浮上の迫力は満点でした。
    M2型


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