QQCCMMVVGGTT
1108 ロンドン条約の制限外艦船・特殊艦船の規定を知りたいのですがどなたかご存知ないでしょうか?
巡洋艦・駆逐艦・潜水艦や日本に関する特別規定については、わかったのですが・
どうかよろしくお願いします。
ぱぱ

  1. 基準排水量600トン以下、です。
    この範囲内なら好き勝手をやっていいのですが、あまりムリをすると友鶴のようなことになります。
    日本の千鳥型(鴻型は少しインチキをしてますね)、イタリアのスピカ級、フランスのラ・メルポメーヌ級といったところが相当する艦級になります。
    まなかじ

  2. 潜水母艦など支援艦艇の規定はどうなんでしょうか?
    taka

  3. 排水量、速力、備砲の口径や門数などの制限事項があります。
    これに従って建造されたのが千歳や千代田などですね。

    隻数も制限があったような…
    この辺、イマイチ把握しきっていません。
    勝井

  4. 水上機母艦にはカタパルト数の制限も有ったと思います

    SUDO

  5.  600トン以上2000トン以下、備砲6.1in以下、4門を越える3in以上の備砲を有さず、加えて
    魚雷発射管を有さない速力20kts以下の艦艇も制限外艦艇とされています。この規定に添って
    建造されたのが米海軍のエリー級になります。
    大塚好古

  6. >4.
    ああ、そういや千歳級は条約時代はカタパルト2基で、
    無条約時代に入ってから4基に増設してますね。
    勝井

  7. ロンドン条約は特例が多くてややこしいのですが、手元のメモだと、
    1.600t以下の水上艦は無制限(潜水艦はダメということ)
    2.既に上にカキコされている、600〜2000tで、備砲は6.1in以下で3inを超える砲は4門未満、魚雷は不可、20kt以下
    3.戦闘目的以外(?具体的には何でしょう)で、武装・速度は2.と同じ、装甲不可、機雷不可、着艦装置不可、発艦装置は舷側なら2基・中央なら1基、航空機は3機以下。
    4.日本の特例として、1936/12/31以前に「阿蘇」「常盤」を代換可能。5000t以下、20kt以下(これで建造されたのが「沖島」でしょう)

    まだ、特例はありますが、とりあえずご参考まで。
    さいどわ

  8. >3.戦闘目的以外(?具体的には何でしょう)で、武装・速度は2.と同じ、装甲不可、機雷不可、着艦装置不可、発艦装置は舷側なら2基・中央なら1基、航空機は3機以下。

    運送艦とかが相当するんでしょうかね・・・

    SUDO

  9. 水上機母艦は特例艦に含まれないって事ですか?搭載機3機以上ありますよね。
    taka

  10.  私、ちょっと時間がないので、とりあえず、原文のわかるHPのアドレスが載ってるところを紹介します。

    http://www.epsnet.co.jp/~f4u/ansq/2/B2000255.html
    tomo

  11.  改めて条文を読んでみると,日本の5500トン型軽巡のうち数隻(条文だと3隻)が練習艦扱い(大井とか)に
    されていたのはロンドン条約の規定だったのね。知らんかった。
    大塚好古

  12. 条文には、やはり航空機3機までとありますね。「大鯨」はこの内容で建造したようですが、水母はどうなんでしょう?
    さいどわ

  13. 千歳型の水母は、計画時は制限の範囲内で水上機母艦兼高速給油艦として計画されていましたが、竣工が条約明けになることが明らかになったので、条約の制限を気にすることなく建造したようです。
    大納言


Back