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1112 戦後の復員船のことで質問です。甲板に大穴があいた葛城が復員船として利用され、潜水艦からの魚雷を受けてもとりあえず船体は無事の隼鷹が利用されなかったのはなぜでしょうか。あと作業進捗率80%の伊吹もなぜ利用されなかったのでしょうか。
名古屋市民

  1. 魚雷を受けた船体は「無事」とは言えません。長距離を航海するためには、本格的な修理をして、水密を完全なものとしなければなりません。それと比べれば甲板の穴を雨風をしのげる程度に修理するのは容易なことです。実際、葛城は穴を塞ぎ通風塔を設置しただけで、甲板の盛り上がりはそのままで復員輸送に従事しました。
    伊吹を航行可能な状態にするには、まだ工事が必要でした。たとえ工事が終了したとしても、各種試験は行わなければなりません。また、新型艦であるため、乗員の訓練も新たに行わなければならないと思われます。そう考えると、伊吹を復員輸送に使用する意義はなかったと思います。
    (N)

  2. ありがとうございます。私は隼鷹の損害が修理してまで使うほど軽くは無かったわけですね。伊吹も進捗率80%だからとりあえず航行はできるんじゃないのかなと思っていましたので。

    名古屋市民

  3. 隼鷹は米潜の雷撃により損傷を被りましたが船体は一応復旧工事を施されております。
    しかしながら、被雷時に受けた機械への損傷は修理されておらず一軸のみの運転となっていたことが理由で、特別復員船の指定に漏れたものです。
    第二復員省

  4. 間違えました。特別復員船ではなくて特別輸送艦です。めそ。
    第二復員省


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