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1130 日本海軍が大戦後期に実用化した
対空噴進砲。
当時の技術でもっと有効性を上げる方法、何が考えられます?
勝井

  1. これ、着想は素晴らしいと思うんですよ。
    惜しむらくは熟成の期間が足りなかったと。

    原理そのものは単純なんだから、
    仮にもっと早い時期に日本が噴進弾という兵器体系に着目できていたら、と
    妄想が膨らんじゃいまして。
    勝井

  2. 僕はイギリスが採用して爆弾付きのパラシュート、タイミングがあって密度が
    確保できるなら雷撃機にはすごく有効だと思うんですが。奮進砲に組み込んでも良いと思うし。
    taka

  3.  勝井山、、他人に「こういう質問はルール違反」とか指導(笑)してるくせに、、こんな雲を掴むような・・・
     有効性たって、どんな?値段?威力?大きさ?

     せめてさ、
     「当時のロケット弾は構造上、初速も遅いし射弾の散布も大きいと思うので、対空用途には不向きと思うのですが、当時の技術ではどうにかならなかったのでしょうか?」とか「当時のロケット弾は発射時に盛大な発射煙を撒き散らすと思うのですが、それによって他の対空火器の照準などが妨げられると思います。当時の技術ではどうにかならなかったのでしょうか?」とか「ロケット弾は同口径の砲と比較して同時に発射できる弾数が多のですが、反面、再装填には時間が掛かると思います。従って継続した火力の発揮には向いていないと考えるのですが、当時の技術ではどうにかならなかったのでしょうか?」とか「日本海軍の噴進砲は、射表を見る限りでは有効範囲が狭いと思うのですが、当時の技術ではどうにかならなかったのでしょうか?」とか「多数のロケット弾に時限信管を装着した場合、調定が面倒だと思うのですが、当時の技術ではどうにかならなかったのでしょうか?」とか、もすこし具体的に質問されるように望みます。

     でも「対空噴進砲」を「熟成」させると有効な対空火器たりえたの??その辺の勝井山の見解を聞きたいよお。
    tackow

  4. >日本海軍が大戦後期に実用化した
    >対空噴進砲。

    私、思うのですが、このロケット対空砲は一度斉射してしまうと再装填にどの程度
    手間がかかるものなのでしょうか?
    それ如何では、おそらくスペースを食い、命中精度や到達距離は砲に劣るこのシステムより対空機関砲を高密度に装備したほうがよいのではと思います。
    たぶん、このロケット対空砲のメリットって、「安価」とか「設置が容易」とか「錬度の低い兵でもある程度の効果が見込める」とかそういうところにあったのではないかなーと思います。

    >当時の技術でもっと有効性を上げる方法、何が考えられます?

    個人的には上記理由により「苦し紛れ」の装備なんじゃないかなーと思ってます。
    王道は対空機銃の充実じゃなかったのでしょうか?
    (レーダ照準や連射速度の向上も含んで、ですが)

    松平

  5. 便乗質問です
    素朴な疑問なんですが、海軍でもやっぱ「噴進」砲って呼んでいたのでしょうか?
    「ロケット」という言葉はやはりタブーだったのでしょうか?
    私、実はこのあたりに前から疑問をもっていたりするんですが・・・
    本当に
    「ロケット」=「噴進」
    「レーダ」=「電探」
    だったんでしょうか?
    もちろん、こういう呼称もされていた(公式文章上ではそうだったのでしょう)
    が、一線の実務者がそう呼んでいたのか?というところは疑問をもってます。
    ロケットという言葉はこの当時においても一般に認知されていたと思いますしレーダーという言葉はこの当時なかったかもしれないのですが、ラジオロケータとかなんとか呼んでいたと聞いたこともありますし・・・
    英語だからってなんでも無理やりな訳語を当てていたわけじゃないと思っているんですが・・・・

    松平

  6.  対空噴進砲は比島沖海戦で初めて用いられたのですが、戦闘詳報などでは「効果絶大」等と書かれている場合もあります。

     が、その反面、装填速度の遅さや時間固定式信管の不備、弾速の遅さ、発射時の火炎が酷い、等の欠点も指摘されています。
     また、手許の弾道図を見る限りでは、有効射程、射高共に2000m程度であり、射高2000mまで到達するのに概ね15秒程度必要です。ホントに絶大な効果があったのか・・・

     ちなみに、発射機当たりの装填時間は1分30秒程であったようですね。
    tackow

  7. うろ覚えでもうしわけねいのですが、火焔と煙で米軍パイロットを驚かせて回避動作をさせるという効果があったそうです。
    その意味で「効果絶大」なのではないでしょうか。
    VV

  8. >5
     誤解されているかもしれないので、一応。
    戦時中といえども、カタカナ言葉を特別忌避していたわけではないようですよ。
    海軍の用語の中にもたくさん英語語源の用語があったみたいですし。
     しかしなんで、電探とか噴進とか言ったかですが、わかりません。個人的に想像するに戦時中に完成したものは、企画の段階で漢字で書いた方が通りがいいので、そのまま制式化した際にもそのままになったとか思ってます。

    bluefish

  9. 対空噴進砲を「熟成」させると近接信管⇒誘導システムってことになるんじゃないかと思います、当時の日本では無理だから兵器システムとしては「袋小路」になるような気がします。

    SINYA

  10. >戦時中といえども、カタカナ言葉を特別忌避していたわけではないようですよ。

    はい、私もそう認識しています。
    逆に現代の日本でも、文章の上ではたとえば「艦対空誘導弾」だと思うのですよ。
    口語では絶対そう呼ばないと思うのですが。(それとも現職の方はそうよぶのかな?)
    なにがいいたいかっていうとじつは、こういう言い回しって火葬戦記の影響とかが強いのではないかなーと思ったりしてるんです。「らしく」するためっていうか。
    すみません、ほとんど本題には無関係ですね。続けるなら別スレかな??

    本論に回って
    >当時の技術でもっと有効性を上げる方法、何が考えられます?

    よく考えると揚弾設備なんかがなくてもとりあえず一斉射はできるとかそういうメリットを生かすなら、非武装船舶や陸上施設への仮設対空装備としての方向を考える、単発化して手打ち可能にし歩兵の装備に・・・ってところでしょうか?

    正攻法で使うなら無誘導で対空に使うとなると弾幕の密度が問題になるだろうから、やはり砲や機銃のほうがどう考えても有利でしょうねー・・・
    対空ロケット防禦艦みたいなの作って山ほどランチャーつんで3段撃ちで・・・ってそれならやっぱり機銃でもいいし・・・

    日本海軍が考えたのも、既設の軍艦(空母とか)の「空きスペースにじゃんじゃん詰める」って発想でしょうしね・・・ピット掘らなくても平らな場所があればいいんだから。それが有効性なのかな?


    松平

  11. ドイツ軍が歩兵が肩に乗せる2センチ多連装滞空ロケットを開発しているので、
    輸送船に乗った陸兵が、敵機がきたら甲板上からいっせいにって...無理かな?
    SINYA

  12. 日本海軍の噴射砲は弾道が安定せず、あらぬ方向へ飛んだそうですが、これが良かったらしくかなり効果があったと聞いてます。
    GO

  13.  徴用工が作ったせいか、一斉射に何発かは発射出来ない弾があったそうで、それを取り除いてから再装填を行ってたそうです。
    tomo

  14. >12  撃ったら発砲煙に気付いた敵機に回避行動されるでしょうから、そう言う意味では怪我の功名的な要素もあったのでしょうか?

     ただ、螺旋状に飛んできたなんて聞きますから、一度に広範囲をカバーするのには有効だったのでしょう。次を撃つまでのタイムラグは厳しいですが。
    Take


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