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1135 1125をみて雲龍型空母に興味を持った者です。
 丸急計画、改丸五計画の内容
 建造、或いは建造中の各艦の相違点
 飛龍型から改飛龍型への変移過程 等
参考になる文献をお教え願えませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。


ダンテ

  1. やっぱ福井静夫氏の「日本の軍艦」は
    押さえておかないとダメでしょう。
    勝井

  2. とりあえず 光人社 日本海軍艦艇写真集6 空母「翔鶴・瑞鶴・蒼龍・飛龍・雲龍型・大鳳」はどうでしょうか。

    福井本は一級ですが、氏は直接には昭南での工作、二等輸送艦のマスプロなど海軍時代は若手の造船設計者としてのキャリアが主でした。先輩あるいは同業に対しては、常にパイオニアとしてのそのフィロソフィーを敬意抜きには叙述していません。多くの著作は敗戦の失望あるいは無力感に対して、継続発展させ(得)る(べき)技術の伝統があることを示すために書かれたように思われます。
    そのためか、自分らがはまった陥穽には、自分らは与えられた条件下に誠意と最善を尽くした当事者であって、その評価分析はこれは後世の史家に任せる−復興に資するものではない、という態度でその生涯を終えたようにおもいます。
    福井資料では、横須賀港の迷彩なしの信濃スケッチが長年最も正確であると定説になっていたという例もあります。

    1.とにかくよく調べる。
    2.常識、通説を鵜呑みにしない。
    3.頭の中だけで自分一人の理論をつくらない。

    は私も肯首するところです。
    IWA

  3. しょ、昭和造船史・・・高いけど・・・。
    せ、戦史叢書の軍戦備・・・めったに見かけないけど・・・。
    誰かめぐんでください。
    クレクレたこら

  4. みなさま、どうもありがとうございます。
    さっそく手を出してみようと思います。
    「日本の軍艦」「日本海軍艦艇…」は新書入手可能ですね。
    「昭和造船史」…絶版ですね…。あう、古本無茶高い…。
    でも一度見てみたいです。散財すべきかな。
    「戦史叢書」これも絶版。というか朝雲新聞社刊行物って検索すると
    「絶版書目録」みたいですねぇ(T−T)
    でもめげずに「雲龍型」調べてみようと思います。

    ダンテ

  5. >2.あげ足を取るようで恐縮ですが、肯首ではなくて首肯です。
    epitaph

  6. >5. お恥ずかしい。 m(__;)m 
    IWA

  7. 確かに、福井静夫さんの本を鵜呑みにするのは危険です。あちこち間違いがありますので。私も今作っている本での調査でかなりやられましたから。
    関係ないかも知れませんが、雲龍型空母の図面ならほぼ完全に残ってますよ。軍艦原図集で売ってたんだけど・・・・まだ手に入るかな。
    GO

  8. GOさん、ありがうございます。
    「軍艦原図集」というのは、どの様な物なのでしょうか?
    「紀○国屋」「古○屋」等でもヒットしません。
    雲龍型空母の図面がほぼ完全に残っているというのは
    驚きです。ぜひ見てみたいのですが…。

    ダンテ

  9. 軍艦原図集は、現在新規発注を行っていないので、販売店の在庫のみです。東京であるのは西山洋書池袋店です。(ただし、雲龍があるかは判りません)
    なお、販売された雲龍型空母の図面は以下のものです。
    舷外側面図、上部平面図、内部側面図、機銃甲板平面図、上甲板平面図、船体線図、諸要切断図、艦橋装置です。
    販売されてませんが天城、葛城も同様の種類の図面が残っています。
    GO

  10. 軍艦原図集が入手できなかったら、伝言板187出版延期?から、私にメールを下さい。私は持ってますのでコピーするかどうか相談しましょう。
    GO

  11. GOさん。本当にありがとうございます。
    軍艦原図集の件について、メールを送らせていただきます。
    雲龍万歳。

    ダンテ


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