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1187 今アメリカの新しい空母にのせるとされている
超伝導を使った発艦システムとは具体的にどのようなものなのでしょうか?
また、その次に搭載する(?)超伝導を使った着艦システムとはどのようなものなのでしょうか?
(ヨーグモス)

  1. 超伝導を使ったカタパルトは、リニヤモーターを利用したものですが、もう実用化できたのでしょうか?
    GO

  2. 日本のリニアモーター列車がどの程度の加速度なのかを考えればよくわかると思ううよ。最初に計画されていたリニアモータは三相かご型誘導機器をリニアモーター
    化したものであったことは確か(非超伝導体使用)。

    で、現在計画されている方法の一つとしては、超伝導体をコイルとして用いるのではなく、「速度0mでさえもほぼ完全に閉じ込め可能」であるという特性を用いた
    シロモノがあるですね。
    sorya

  3. >「速度0mでさえもほぼ完全に閉じ込め可能」
    何が閉じ込め可能なんでしょうか?
    taka

  4. >2 まことに申し訳ないのですが、リニアモーターカーは乗り心地を考慮に入れているので、比較できないと思うのですけど・・・。
    にわとり

  5. 後、発艦はまだわかるとして、着艦と言うのはどうなんでしょうか?
    (ヨーグモス)

  6. >>taka氏
    おっと。正確には「磁場閉じ込め」。
    一度見たことがあるのは、効率のよいプランジャって感じの奴。

    >>にわとり氏
    残念ながらとしか。
    高温超伝導の一つの限界は「とある電流密度以上の電流を流すとあっという間に常
    伝導体になり、コイルが(ジュール熱で)爆発してしまう」というのがありんす。

    ま。それはそれとして、乗客のことを考えるのなら加速フェイズを出来る限り短い
    時間で行い、定速運転フェイズを長くするという手を採るです。そのほうが効率的
    ですらある。定格ギリギリ(前述参照)の電流を流してでさえも。これでも民生用で
    考察するのは全く意味無いとでも?(笑)
    sorya

  7. あっ! 大変面白いシステムの様で興味が沸いて参りました。
    あくまで想像でありますが、機体側に小型軽量で高性能な(?)超伝導の
    固定極を搭載し、艦側で磁界を制御する。
    電動機のようにすればカタパルトになりますし。
    負荷等(ダミー抵抗)を繋げて発電機の様に制御すれば制動を掛けれます。
    又超伝導コイルですから冷却用の液化ガスを搭載しなければなりませんが
    常温のコイルで必要な電源の事を考えますと軍機に搭載できる許容範囲
    であると思います。
    pat

  8. あ。着艦のほうはデカい時定数の小さいコイルとパルス電源さえあればなんとか。
    なんでかってーと、機体に用いられるアルミニウムは反磁性体だから。

    ここで脳内実験。
    高電流を流せるパルス電源にコイルと絶縁材を剛体的に取り付け、その上にアルミ
    板を置いた後、おもむろにパルス電源のスイッチを入れる。するとどうなるか?

    そう。アルミに渦電流が発生し、アルミ板が吹っ飛びます。
    これと同様な事を着艦に用いると言われとります。
    もっと降下率を高くして、コイルに対する反発力を用いたクッション的に着艦と。

    問題は、強磁場なんで電子機器が簡単にトぶ(苦笑)。
    sorya

  9. >4,6
    >JRのリニアモーターカー
    立っている人間をふっ飛ばさない。テーブルのコーヒーをこぼさない。
    そういう意味では、0.何Gしか掛けられないんじゃないですか?
    加速・減速時間が長くなっても、やむを得ないんじゃないか、と。

    この場合は、乗客の限界のほうがはるかに大きな問題でしょう。
    やはり、単純な参考にはならないのでは?

    Soryaさん、(笑)とまで書くのは失礼にすぎると思いますが。
    志郎

  10. >9 同感、Sorya氏の場合、比較対象は宇宙船かな?私はまだ乗ったことは無いが。

    Pan

  11. うーん。何で「単純な比較」しかしないのかなあ(苦笑)

    わし一度も「リニアモータ列車の動きそのもの」を比較対照にしたことはないんだ
    がね?方式、コイル巻き数、そして、実際の投入エネルギ(これってナンボでも公開
    されとるですけど)に対する実トルクというのを比較対照にしているんだけど、何故
    かマクロ的な「動き」しか見れないってのはちょっとなあ…。

    特に9の人は人を皮肉る前に自分の偏狭な見方しか出来ない視点を恥じること(苦笑)
    sorya

  12. >機体に用いられるアルミニウムは反磁性体

    渦電流が発生する事には変わり無いので大した問題ではないのですが、
    気になったので検索で調べてみたのですが、アルミニウムは本来常磁性体
    (比透磁率μ=1.000214極めて弱い正磁性)の様ですが、

    http://www2a.biglobe.ne.jp/~hamamura/chap3/chap3-4.html

    http://cai.gzc.cit.nihon-u.ac.jp/CAI/CIT/Electric/ElectroMagnetism1/basic/jk06-02.html

    航空機には何か特殊なアルミニウムが使用されているのでしょうか?
    しゃるほ

  13. 2>日本のリニアモーター列車がどの程度の加速度なのかを考えればよくわかる
    11>わし一度も「リニアモータ列車の動きそのもの」を比較対照にしたことはないんだがね

    どうしてこの二つが矛盾なさらないのでしょうか。

    soryaさんの比較しているのが何なのかは把握しているつもりですが、理論的理解はできません。そういう専門の勉強をしていませんから。そして、大半の人間は私と同類で、あなたの大雑把な説明では理解できないと思いますよ。

    私は、よほどでなければ知らない人を皮肉るような文章は書きませんし、(9)でも皮肉を書いたつもりはありません。批判はしましたけど。
    志郎

  14. 皮肉ったとは私のことかな。念のため、>9で私が特に同感したのは、最後の1行です。ただ、氏は表現の方法としてどうも意識的にやってるようだから、確かにもう笑うしかないかも(大笑)スレッドが荒れるのは本意では無いので、出題者はじめ他の皆さんに無礼をお詫びして、笑みを浮かべつつ私は退場。
    Pan

  15. リニアモーターカーとの比較が議論になっておりますが、ジェット旅客機は離陸時、ほんの数十秒位で時速300キロに達し、この加速度は電車に比べてかなり大きくシートに押しつけられる感じはあるものの、前後方向への振動はほとんど無いですよね。また、加速中、コップの中の水面は加速度の影響で傾くものの、水面が激しく揺れることはない。従って、前後方向の加速度が人体に外傷等、有害な影響を与えないような座席の構造になっていれば、ごく短時間の強力な加速度に耐えられると言うことではないでしょうか?ちなみに研究中の宇宙往還機の最大加速度は5G程度を想定しているそうで。ただ、この5Gがどれくらいの時間、継続するのかはよくわかりません。
    乗り心地について振動が少ないことを重視するのであれば、出発のときにガタンと前後に揺さぶられる昔の客車列車より、スムーズな加速を行うのジェット旅客機の方がましであります。
    とは言え、出発する時と、停車する時、共にほんの数十秒といえどもシート着席及び安全ベルト装着を義務づけられるような列車というのは、例えどんなに速くとも旅情が失せてしまうように思えるが。こうした乗り心地や各種の快適性の要因と、エネルギー消費の効率性とを勘案して適当な加速度に決まると思いますが。
    アリエフ

  16. (余談)ところで、現在JRが開発中のリニアモーターカーは、実用化されたとき、立席を認めるのだろうか?それとも全席指定又は定員乗車制とするのだろうか?立席が無ければ、新幹線より高加減速にできそうだが・・。
    アリエフ

  17. >>志郎氏
    そんな言い訳ギレしても始まりませんぜ?正味な話。
    真意が判らなければ真意を問えば良い訳で、それを矛盾している(具体的には?)だ
    のとキレ反論していちゃ美しくない。

    それはそうとして、最後の指摘はPan 氏に対するものであって、志郎氏に対するも
    のではなし。こちらの間違い。多謝。

    >>Pan氏
    皮肉る「だけ」なら最初から出しゃばる必要性はあんのかな?(苦笑)
    文調子が気にくわないというなら、もっと逃げ道無くしたシリアスな言い方しても
    いいけどさ。お好みなら幾らでも。プライベートじゃ面倒なんだけど。
    しかし、人に追従して加勢する姿はちょっとなあ。

    >>アリエフ氏
    リニアモータカーの加速度制御(厳密にはトルク制御)はもうちっと賢いです。いき
    なり同一加速度で動かすのではなく、徐々に特定の加速度になるように制御されと
    ります。まあ、そういった意味では純電磁推進ならではなんだけど。
    sorya

  18. 現在計画中の電磁カタパルトの要求性能はこんなものらしいです・・・。
    『米海軍は、次世代空母 CVNX-1 に搭載する電磁カタパルトのプロトタイプ
    製作を、Northrop Grumman 社と General Atomics 社に発注した。
    このカタパルトは全長 93mで、重量 45t の機体を 130kt〜200kt まで加
    速する』(By、JDW)

    現代の電磁推進技術でコレだけの性能を発揮できる技術があるのかどうかは分かりかねますが・・・(汗)。
    ガンヘッド507

  19. >18
    現代のである必要はないでしょう、要は就役までに実用化できればいいんですから。
    そういう意味では、CVNXの仕様も技術の発展レベルで変化するでしょうし。
    Sparrow

  20. >soryaさま
     「馬脚を露わす」という言葉をご存知ですかな?
     読める人が読めば判ります。

    >アリエフさま
     おおよそ仰る通りと思います。しかし、旅客機で離着陸前の客室状況確認にかけている時間と人員を考えれば、鉄道は加速時間が倍になるほうを選ぶでしょう。実際、新幹線が250km/h以上へ加速するのに要する時間は、実感として長い時間ではありません。

     また、問題なのは加速時より減速時です。到着予告アナウンスと共に席を立つ人の多さは、これをもう一度座らせる努力を考えると・・・しかもこれ、待ったなしなんです。

     ずいぶん(ヨーグモス)氏のご質問の趣旨とずれてしまいました。私はこのへんで・・・
    志郎

  21. とりあえず現在試乗を行っているJRのリニアは「450km/hまで80秒」だそうです。
    (ニュースソースhttp://www.president.co.jp/pre/0612/jrtk02.htmlより)
    「わずか80秒」という言い方をしているので更なる短縮を目指している物と推察できます。
    だーくまたー

  22.  うわっ、少しのぞかない間になんか大変なことに。soryaさん、今後とも情報提供よろしくお願いします。
     ちなみに、リニアモーターカーの加減速度は、無人走行で10km/h/s程度、有人走行で5km/h/sに設定しているそうです。営業運転時には全車指定席です。個人的には第二東海道は、リニアより通常の新幹線を建設してもらいたいです。話をそらしてしまって申し訳ありません。
    にわとり

  23. >20 リニアモーターカーの加速度5km/h/Sは、通勤電車(2〜3km/h/S)に比べてもかなり大きいわけですが。減速するときのマイナス加速度はこれ以上だろう。全席指定になるものの、旅客機のように減速前に全員着席させるんですかね?加速度が現在の新幹線並み(起動加速度2km/h/S程度)で、減速のときのマイナス加速もこの程度と考えると、時速450kmで走っているリニアが停車するまでに15km近く走ることとなります。前方で事故あったら、こんな低い加速度では非常に危ないんじゃないでしょうか?
    アリエフ

  24. 名指しされてしまったので。

    >アリエフさま
     新幹線導入時にも同じ問題提起があったはずです。ですから新幹線には踏切がなく、危険範囲に入ってくるのは「お前が悪い」で済ますことになっています。まあ、こっちは止まろうったって止まれませんが。

     仰るような非常時に備えた急減速を考慮すると、乗客を乗っている間じゅう座席に縛り付けておかねばなりません。トイレへも行かれません。
     乗るのは屈強な健常人ばかりではないのです。80歳も、2歳のヨチヨチも乗ります。そして運用側が保護責任を最優先に考えるのは乗客に対してであり、敷地への不法侵入者ではないのです。

     天変地異があったら、神に祈るのでしょう。神戸の地震が午前ではなく、午後5時だったら、いくらか考え方も変わったかも。
    志郎

  25. >23
    ツッコミのようで大変申し訳ないのですが、前方で事故があったら急ブレーキをかけるんじゃないでしょうか?
    その場合、減速率も大きくなると思うのですが。
    Sparrow

  26. >24
     すみません、読み返してみるとずいぶん生硬い文章になっています。
     具体的な表現無しで、イメージに走りすぎていますね、反省。
     どうも、JRの開発姿勢に反発を感じているので、それがいけないのかも。

     通勤電車の減速でも、たまに転んでいる人がいますし、非常ブレーキだとケガ人が出ることもあるようです。でも、あれはせいぜい時速100kmからの減速ですから、450kmからだと時間が長く、もうちょっとゆっくり減速しないと危険ではないでしょうか。
    志郎

  27. >26 本題とかなりずれとりますが、電車の横揺れは瞬間的に相当なGがかかるそうです。車輪走行型の電車で時速450Kmもの高速を出すのが難しいのは、車輪の横揺れが大きくなり4Gもの加速度がかかってしまうからとのこと。すると、普通の電車の横揺れの加速度も軽く1Gを越えそうです。しかも、それが左右にかかるから乗り心地が悪い。これに比べたら5km/h/sの加速度は1/7G位に過ぎないし、前後左右の振動が少なければかなり安定した乗り心地が得られるのではないでしょうか?JRの開発姿勢を批判するのは御勝手ですが、自説にあまり固執せず客観的に再検討することも必要だと思いますけど。
    アリエフ

  28. ついでに、ヨーロッパのLRV(軽快電車)は、起動加速度が5Km/h/s位に達するものがあるそうです。日本の地下鉄乗りいれ車両でも200%の乗車率で起動加速度3.5Km/h/s位のものありますが。こういう車両で通勤時の乗客の転倒・圧迫事故が頻繁に発生していたら、危険な通勤電車として誰も乗らなくなると思いますが。リニアモーターカーが200%位積みこんで営業運転するかどうかは知らんけど。
    アリエフ

  29. 問題は加速距離。空母用カタパルトに使うには100m以下に抑えないと。
    必要加速度は5G超。リニアモーターカーの30倍以上の加速度が必要になる。

    360km/hの速度を与えるとしよう。100m/sだ。
    加速距離は、加速度1m/s/s(3.6km/h/s)で5000m、10m/s/s(36km/h/s)で500m。
    加速距離を100mに押さえる場合、加速度50m/s/s(180km/h/s)・加速時間2秒が必要。
    AI

  30. JR開発のリニアモーターカーには、前進する方向にしか動力は無いそうですので
    非常時停車については、お題の参考にはならない様ですが。

    http://www.daisuki.st/syumi/rinia/rinia01.html

    緊急時のみ摩擦制動かと思ってました...
    しゃるほ

  31. >アリエフさま
    >自説に固執
     そうですね、私も専門家ってわけではないですし。

     5km/h/sの加速度という数字は、それなり安全を見ての数値なのでしょう。これを否定するつもりはありません。無人では10km/h/sというのは、有人ではそれだけ出したら危険という認識なのかも。

     (26)でイメージに走りすぎと書いたのはその意味で、どの状態について言っているのか不明瞭になったことです。これについて誤解を与えてしまったのでしたら、お詫び申し上げます。
     私は、乗客を座席に固定しなければならないような加速度はムチャだろうと思うだけです。

     座席指定にして座らせれば良いという意見への疑問は、どうやって乗客が座っていることを確認するのか、座ってくれない客をどうするのか、駅に着いてしまう以上、減速しないわけにいかないということとのジレンマをどう処理するのか、です。

    >しゃるほさま
     見てきました。HPの作者が体験したという通常以上の制動時に、立っていたらどうなるかがなかったのが残念でした。路線バスの停車くらいという表現でしたが、あれはせいぜい40km/hくらいからの減速ですものね。
    志郎

  32. >19
    この発注というのは、要求性能に見合うものが出来るまでの研究費を負担しますよ、的なものと考えればよろしいのでしょうか?
    確かに(>29)AIさんの「加速距離を100mに押さえる場合、加速度50m/s/s(180km/h/s)・加速時間2秒が必要」というのを見る限り現在の技術では難しいのかもしれないですね(実態は知りませんが)。

    『全長 93mで、重量 45t の機体を 130kt〜200kt まで加速する』。う〜ん、システムの耐久性・信頼性は別として現在の技術レベルでのメドがたったから、競作のカタチでプロトタイプを発注したんだと思ったのになあ。
    ガンヘッド507

  33. ところで、未来の電気で動くカタパルトはリニアしかないのでしょうか?
    ガンヘッド507

  34. >31
    >ベルト着用の確認作業

    いまどきの乗用車は座席に簡単なセンサー付いてますよね
    人が座ったらシートベルト着用サインが光るって奴

    あれと同様のものを組み込めば
    各座席の乗客の有無とベルト着用の確認は可能なのでは?
    (もちろん客室乗務員をある程度必要とするでしょうが)

    SUDO

  35. 着用しない人に対しては
    緊急制動等で何があっても知らないからねってしてやれば宜しいかと


    座席を後ろ向きにしたら緊急制動時にはかなり楽かなとか思ったりして

    SUDO


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