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1193 自衛隊のイージス艦はどれくらいミサイルを積めるのでしょうか?
僕は艦船については全くの素人なのでどうか教えてください。
しんぺー

  1. 「こんごう型」ですと、スタンダード対空ミサイルとアスロック対潜水艦ミサイルを合わせて90発。それとハープーン対艦ミサイル8発を搭載しています。兵装は他に5インチ砲1門。ファランクス20ミリ機関砲2機。(対潜水艦用)短魚雷発射管などです。
    (N)

  2. 現中期防で建造予定の2隻については、再装填用クレーンを取りやめ、
    A・バークフライトIIA同様ミサイル搭載数を96+8発に増やしてます。
    勝井

  3. こんごう級で言うと、Mk.41VLSは1モジュールが8セルで構成されていて、前部が32セル(8セル×4)、後部で64セル(8セル×8)あります。
    セル数とミサイルの数が合わないのは、前/後部それぞれ3セル分のスペースを割いて再装填用の油圧クレーンを装備しているからだそうです。どんなクレーンかは見た事ないんですが・・・。(という事は予備弾が艦内にあるのかな?)
    又、既出ですが、再装填用クレーンの装備について米海軍の方では戦闘中の再装填は現実的ではないとの見方から廃止される傾向にあるそうです。

    ミサイルの配分はスタンダードSM-2MRが74発、アスロックが16発と言われていますが実際の配分?は不明です。
    ガンヘッド507

  4. Mk.41VLSへの再装填は直方体(もちろん縦長)のミサイルキャニスター
    1基単位で行われますが、VLS内の再装填クレーンを使って洋上の補給艦
    からキャニスターを受け取って、なおかつ再装填する事が現実には動揺等
    の問題から不可能なため、基地停泊中に陸上のトラッククレーン等を使って
    再装填しているようです。
    そのため、本家米海軍でもVLS内再装填用クレーンが廃止されたそうです。
    なお、実際にはキャニスターを交換するだけでなく、発射時の排炎管の
    耐熱シールも?発発射するたびに交換する必要があるので、洋上でのVLS
    再装填はその意味でも現実的とは言えないようです。
    なお、本家でも予備弾のキャニスターは搭載していないはずです。
    (海自はそれ以前の問題として、VLSに実弾を満載することはあり得ない
    ような状況(予算)のはずですが・・・。)
    TRON

  5. 確かあの1セルには発展型シースパローなら4発入ると記憶しております。
    勝井

  6. >3.VLSってのはそれ自体が弾庫でもありますから、基本的に再装填はないです。
    ロシアのキーロフみたく、ドラム式なら別ですが。

    で、比較的最近(1年くらい前かも)の世界の艦船で、
    再装填クレーンを伸ばしてる写真がありました。
    3段くらいに伸びてたな。
    勝井

  7. >4、6
    予備弾なんて積んでいないんですね。
    でも予算の関係でVLSに実弾が満載されていないというのがホントなら、かなりヤバイですね(汗)

    アト、むらさめ級はそれまでシースパロー用VLSとして使用していたMk48VLSをMk41に統一しますよね。
    しばらくは1セルにシースパロー1発でいくとは思うのですが、将来的にはMk25Quad Packを使って、ESSMよろしく艦載型AAM-4を1セル4発・・・というような計画はあるのでしょうか?(そうでもないとMk41に統一する意味がないと思うのですが。)
    VLS16セル中、16発の短SAMが4セルで収まればアトの12セルはBMD用のミサイルが積めるし・・・。
    ガンヘッド507

  8. ↑改むらさめ級は32セルっす
    勝井

  9. ↑アスロック分16セルは置いといてのハナシです。
    ガンヘッド507

  10. >7.
    いつだったか、むさらめ級の写真が「世界の艦船」に載った時には、シースパロー
    用のMk.48VLSに装填されていたキャニスターは16基中わずか2基のみでした。
    (もちろん、それらが全て実弾である証拠はありません。)
    他にも、いしかり級やゆうべつ級を見学できたときに確認したハープーン発射筒
    は、4本(定数は8本)ともダミーや空ばかりで、実弾は1発もありませんでした。
    TRON


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