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1288 現用水上戦闘艦艇の艦種呼称についての質問です。
巡洋艦、駆逐艦、フリゲート等と呼ばれていますが、これらの呼称はそれぞれの任務に合った呼び方でしょうか? また、この三者に明確な区別点はありますか?
わかり難い質問ですがお願いします。
烈風天駆

  1. 実際問題として、第一次大戦〜第二次大戦前後の軍縮条約とその影響の色濃い時期を除けば
    どんな船をどう呼ぶかはその国の都合によって決まる物なので、明確な基準や任務が定まっているとは言えないでしょう

    一般的なイメージからすると
    大きさ、航続力、汎用性は、巡洋艦>駆逐艦>フリゲイトとなりますが
    昨今は、沿岸警備目的の軽艦艇を除いた大型水上戦闘艦は、どれも基本的に似たような任務を与えられており
    違いは能力の大きさぐらいだったりしますんで、呼称と任務が合致しているとは云い難いでしょう

    個人的には、WW2以降の駆逐艦以上の艦艇は基本的に全て「巡洋艦」であると思ってますが
    SUDO

  2. イギリスでは
    艦隊防空誘導弾を装備した、他国でいう所のいわゆるミサイル駆逐艦が「駆逐艦」
    それ以外の小型艦艇は「フリゲート」
    と駆逐艦とフリゲートの差が結構わかりやすくなっています
    (世界の艦船より
    星芋

  3. 巡洋艦・・指揮能力強化型、汎用艦艇
    駆逐艦・・汎用艦艇(対空強化型(アーレイバーグ初期型)、対潜強化型(スプールアンス)など有り)
    フリゲート・・対潜艦艇

    アメリカ海軍の場合と言う感じではないかと個人的には思ってるんですが、どうでしょうか?
    taka

  4. >1
    わかりました、これからアドミラル・グズネツォフのことを素直に重航空巡洋艦と呼ぶことにします(笑)。さて、真面目な話。キーロフから海自の護衛艦まで水上艦艇すべてをひっくるめて巡洋艦と考えた場合、その定義とすべきは何でしょう?
    まさか、「外洋で確実に戦闘行動が可能」とか?
    烈風天駆

  5. 艦長の階級…割と当たってるかも

    >3.そうとも限りません。
    O.H.ペリーは対潜能力もそれなりの物がありますが、
    明らかに対空に特化してます。
    勝井

  6.  アメリカの場合、60/70/80年代の時期によって考え方が違うから一概に何がどうだとは言えないです。
    昔のCA(G)/CG/DL(G)/DD(G)/DEの類別から考えると有る程度見えてきますが…。

     …因みに勝井山、ホラを吹いてはいけません。FFG-7はAAWに特化している訳では無くて、AAW/ASW/ASuW
    の全てにおいてそれなりの能力を持つことを念頭において作られた艦です。
    (なんのためにヘリを二機と曳航式ソナーを積んでいると思うのだね)
    最近稽古不足が目に付きますから、四股と鉄砲1000回です。
    偽師匠R

  7. ↑ホラを吹いてるつもりはありませんよ。
     僕だってペリーがヘリ2機搭載とかは知ってます。
     けどそれを言うなら日本の「あさぎり」とかだって2機搭載分のスペースは確保してるし、
     SSMは同種艦の半数(4発)、アスロックは搭載せず。
     汎用というには少々きつくありませんか?
    勝井

  8. ついで。
    ペリーのSAM定数は36発、しかもスタンダード。
    並のフリゲイトなら短SAM×16あたりが普通でしょ。
    確かにスタンダードはSSMにも流用できますけど、
    やはり対空重視と思いますが。
    勝井

  9. 7.8.>ペリーはやはり汎用艦といえると思います
    水上戦闘艦の対潜防御スクリーンの段階は
    ヘリ>アスロック>短魚雷で考えられると思いますが
    この内の2段をもっている訳で(しかもヘリは2機)
    高い汎用性を認めないわけにはいかないと思います。
    短魚雷は自己防御目的ですがヘリは防御どころか
    敵潜をあぶりだす立場にありますし。
    ただ初期の頃はヘリの能力を完全にいかしうるだけの
    ソナーはなかった事、(後日長距離探知ソナー搭載)
    仰るようにSAMがスタンダードである事、
    ノックス級の存在を考えれば、
    ペリーは対空重視との意見は理解できます
    しかし対空特化というのはさすがに無理があるかと・・・

    北方不敗

  10. >勝井山

     米海軍のSCB261(PF-109/FFG-7)への要求はSCB199系列のDE(ブロンスタイン・ガーシア・ブルック、
    そしてノックスの各級)の運用実績によるものと、本来DX/DXGが代替する予定であったFRAMDD代艦の要素が
    入っており、その結果あくまで汎用艦として使えるPF(FFG)として纏められているのだよ(因みにSCB261は
    対潜任務を第一義に要求されている)。SCB199からSCB199Cに至る経緯と、当時の米海軍の状況を良く調べると、
    SCB261による計画艦がが何故ああいう艦になったか良く分かると思う。

     あとFFG-7はMk13発射機からASROCを運用する事が可能だし(効果が疑問視されて
    途中で運用止めたのも
    事実だが)、加えて同時期の同種艦に比べてSSMx4という対艦兵装は決して弱体では無いのも事実(英海軍の
    Type21やType22batch1/2などと比較してみたまえ)。決して対空に特化した艦ではない事はここいらからも
    理解できるよね?

    偽師匠R

  11. 結局さ、勝井山の主張は他国の同規模艦との比較であり
    大塚さんのは米海軍における位置付けなので、かみ合わないのは仕方が無いでしょうな

    ただ、勝井山の主張する対空重視はどうかと思う部分があるのも事実
    例えば本格的対空艦なら常識であり必須である三次元防空レーダーを持たない事は
    彼女の持つSM1MRが大して射程が長くないという事を考えても不十分では?

    艦隊戦力の構成で見た場合、FFG7はどれもトップクラスには及ばないけど
    どの能力も中の上程度の見事な汎用戦力と言えるのではないかと思います

    SUDO

  12. あ、すまん
    偽師匠Rさんと大塚さんを混同してました、ごめんなさいm(__)m
    SUDO


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