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1489 NО1387の類似質問になると思います。第二次世界大戦時、巡洋戦艦シャルンホルストの機関が不調続きだと聞きましたが、これは同艦が沈むまでに改善されたのでしょうか?
また同艦は沈むまでに何度機関不調を起こしたのでしょうか? 
GUY

  1. 記憶モードなので少々当てになりませんが、こんな感じだったはずです。

    1)「ベルリン」作戦後にブレストで行った修理の後は特に大きな問題は出ていません。
    2)それ以前は長時間(と言う程長くも無いのだが)高速発揮すると概ね機関のどこかが
    不調に陥ります(笑)。
    大塚好古

  2. シャルンホルストの記録を大塚さんから借りたままであるので
    その責務を果たしまする・・・

    1940年のNordmark作戦(これが彼女のコンベンショナル戦闘初参加と言えるでしょう)
    0500 12KTで巡航中 敵艦を発見し警報発
    0507 敵艦発砲(R級巡戦)
    0510 主砲応戦開始
    0513 24ノットへ増速の信号(つまりまだ上がってない)
    0534 全ボイラー、スチームアップ(つまり準備がやっと出来た)
    0605 敵艦見失う
    0615 15ノットに落とす

    まあ、これは全然問題なしでしょう

    0617 再発見、応戦再開
    0618 中央機械停止 バルブが飛んだそうな
    0634 25ノット
    0650 26ノット このあたりが一発喪失では限界でしょうか
    0659 敵見失う

    いきなりやってくれましたな

    0706 中央機械復活 28ノットへ増速の信号
    0708 左舷機械不調 24ノットしか出せない
    0742 ボイラー3.3停止 エコノマイザーから火災 22ノットに
    0809 報告 ボイラーの問題は何とも言い難し
    0825 発揮可能25ノット ボイラー1.1の配管が抜けた

    なんと言うか全然駄目駄目っす

    対グロリアス戦でも中央軸死んでいますが、これは直後に魚雷食らってるんで影響は差ほどではないと思います、たぶん。

    最後のデューク・オブ・ヨーク戦では視界不良の中、あっという間に距離を詰められてフクロですから何ともいえませんが
    シャルは20ノット程度までしか出せていません
    既にDofYからのダメージを受けていたせいなのかどうか・・・

    取りあえず、1940年まではシャルンホルストは30分以上は走れない体だったようです
    SUDO

  3. ↑北岬の時はデュークオブヨークにボイラー室をぶっ飛ばされるまでは優速を利して英艦隊を
    引き離してますね。チャンネルダッシュの際も二発目の機雷に触雷するまで概ね27kts-30Ktsで
    ぶっ飛ばしてますのでブレストでの修理後は実用上特に問題ないレベルに機関の信頼性は達している
    と思われます。

     しかし、シャルンホルストといいヒッパーといい何故ブレストで修理した後でないと全速が
    長時間維持できないのだらう(´▽`)(笑)
    大塚好古


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