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1604 英仏海峡突破後、ヴィルヘルムスハーフェンで空襲により破壊されたグナイゼナウ。
幾つかの本の記述では、「もはや修理不可能な程のダメージ」として事実上の廃艦扱いをしていますが、グナイゼナウの受けた損傷とは、本当に再使用出来ないほど致命的なものだったのでしょうか?
主砲の換装計画との整合性がとても気になります。
烈風天駆

  1.  そんな事はないニダ。実際には南太平洋海戦でサウスダコタが受けた損傷程度の損傷しか
    受けていないニダ。損傷を受けたグナイゼナウは38cm砲を装備する再就役まで一年を要する
    工事を実施する事が決定されているニダ。それが混在してグナイゼナウが修理不可能な
    損傷を受けたと言われているニダ。

     因みに38cm装備の改装は、艦首の延長を含めて極めて大規模な物になる予定だったニダ。
    敵国万世

  2. ↑昨晩前後不覚になるまで飲んでいたとはいえ、無茶苦茶な文章を
    書いたことを御詫び申し上げますf(;´Д`)。
    敵国万世@二日酔

  3. ふむ…O塚氏もウチュー人(ニダ星人?)なのでしょうか( ̄ー ̄)
    ささき

  4.  真面目に回答いたしますと、あの爆撃で受けた損傷は一番砲塔・弾薬庫全損であり、修理不可能な
    物ではありませんでした。ただ旧に復するにしても大規模な修理が必要であるため、併せて
    380mm砲への換装工事を実施する事とされたものです。

     因みに艦首切断・砲塔撤去後の写真が「廃艦となったグナイゼナウ」の例として出てくる
    事がありますが、あれは改装の途中で放棄された結果あのような姿となったものであり、
    爆撃の損傷によるものではありません。
    大塚好古

  5. http://www.scharnhorst-class.dk/gneisenau/gallery/gallgneisedestruction.html

    ここと続きページの一連の写真とキャプションを見れば凡その状況は理解可能かと思われます。

    SUDO

  6. ありがとうございました。
    ↑の写真にも一通り目は通しましたが、喰らったのはそれほど大型の爆弾ではないようですね。
    (超大型爆弾を浴びて竜骨が曲がったとばかり)
    このときグナイゼナウが喰らった爆弾はどの程度のものでしょうか?

    烈風天駆

  7. ↑聞いて驚かないように。1000lb(454kg)通常爆弾1発です(笑)。
    大塚好古

  8.  上甲板と中甲板を抜いて、下甲板(主装甲甲板)のところで炸裂したようです>爆弾。(そこまで突っ込まれるなよとか思う今日この頃)
     で、この炸裂焔が弾薬庫およびA砲塔に突入してドカン。(換気口からっていうけどさ、装薬はケース入りなんだし、どういう突っ込まれ方だったんだか・・・)

     みんな、グナイゼナウはドックに入っていたのに弾薬を何故か積んだままだったとか。そもそも引火しやすい状態に弾薬が置かれていたのは何故だとか。換気口から入ってきた焔で引火する状態って何さ?とか。っていうかアーマーデッキをスプリンターが抜いちゃったんだろーとか。飛んだのA砲塔で良かったよね、Bだったら全損になったかもねーとか。そういう事は思っても書いちゃ駄目だぞ。
     爆撃ってのは怖いんです、数発食らっても帰って来ちゃったレイテの誰かさんとかを前提に考えちゃ駄目なのです。大抵の旧式戦艦はこんなもんなんですよ。

    SUDO

  9. ↑真実はもっと情けない。爆弾の炸裂した際に飛び散った破片がたまたま開いていたハッチを
    通過して兵員室他に火災発生。その火災の熱で爆弾命中から25分後に燃料タンクのガスが引火爆発、
    その火炎が換気システムを通って砲塔内部に到達した結果、即応分の装薬に引火して目出度く
    砲塔が大爆発したのです(笑)。
    大塚好古

  10.  追記。まあこのクラスの水平防御は500lbGPが主装甲板まで達して爆発したとか、1000lbGPが
    主装甲板もぶち抜いて機関室に達し、不発だったもんでついでに艦底の二重底部分も
    ぶち抜かれたという素晴らしい記録がありますので、生暖かい目で見守ってあげましょう。
    (同じ水平爆撃で250kgGPや500kgGPを喰ったレパルスやPOWはどうだったとか、ほかの艦の事を
    考えちゃ駄目だぞ)。
    大塚好古

  11. 余談
    レイテ沖の戦艦武蔵も烹炊所(字会ってるかな)へ延びてるドンキーボイラーだかなんだかの蒸気管の弁を閉め忘れていたために、もろくも急降下爆撃機による一撃だけで、機関室に火炎が侵入して4軸中1軸停止という大被害を受けたという説があるそうです。
    本当かどうかわかりませんが、当時の乗員が丸に寄稿した手記にはそんな話が載ってたとか。
    SAW


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