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1724 また一つお伺いします。 戦艦「大和」に当初の設計通りディーゼル機関が搭載された場合、細い排気筒のみで煙突はやはり必要なかったのでしょうか? また、採用を見送られたディーゼル機関は水上機母艦「日進」に流用され特にトラブル無く稼働しているのは存じております。

もし、煙突無しのスタイルで竣工すれば他国に例のない異色のスタイルになったと思うのですが・・・。
(あぁ、ドイツのポケット戦艦はディーゼルですね。「真実一路」内のSUDO様レポート「第三章−日々是事無」を一通り拝読致しました。)
トロイダルCVT

  1. ディーゼル機関搭載と言ってもタービンと併用ですんで、煙突はタービンのみのときよか若干細くはなるものの、無しということにはならないでしょう。
    計画の変遷を抜書きしてみますね。
    記号 公試排水量 タービン ディーゼル 最大速力
    A-140 69,500T 200,000hp ----- 30.0kts
    A 68,000T 132,000hp 68,000hp 30.0kts
    G 65,838T  70,000hp 55,000hp 28.0kts
    G1-A 61,000T 60,000hp 55,000hp 26.0kts
    O 59,500T 55,000hp 55,000hp 26.0kts
    F 60,350T 65,000hp 65,000hp 27.0kts
    G0-A 65,450T 75,000hp 70,000hp 28.0kts
    K 50,050T 40,000hp 40,000hp 24.0kts
    G2-A 63,450T 73,000hp 70,000hp 28.0kts
    I 65,050T 73,000hp 70,000hp 28.0kts
    J0 52,000T 60,000hp 60,000hp 27.5kts
    J2 54,030T 65,000hp 70,000hp 29.0kts
    J3 58,400T 65,000hp 70,000hp 28.0kts
    F3 61,000T 75,000hp 60,000hp 27.0kts
    F4 62,545T 75,000hp 60,000hp 27.0kts
    F5 65,200T 75,000hp 60,000hp 27.0kts
    最終案 68,200T 150,000hp ----- 27.0kts
    志郎家の客人

  2. うぅ〜む。タービンとディーゼルの併用ですか。なるほど。それなら「祥鳳型」「千歳型」のように煙突がありつつ、ディーゼル排気筒もあるといったスタイルになりますね。ありがとうございました、
    トロイダルCVT

  3.  とりあえず、ポケット戦艦や日本のディーゼル推進海防艦には立派な煙突があるように見えますが。
    井中かえる


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