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1744 日本海軍の25mm連装及び三連装機銃の大部分は射撃指揮装置によって2〜3基一群で遠隔操作されているとの事なのですが、映画「連合艦隊」や「山本五十六」、「ミッドウェイ」等を見る限りでは指揮棒を持った指揮官による「撃ぇーッ!」の声によって1基ずつ別個に射撃している場面ばかりです。
また、実写映像においても指揮官の指揮棒一振りのもと三連装機銃で射撃を開始するシーン(瑞鶴?)も見られます。

指揮装置で遠隔操作しているなら、銃座の最前列で指揮棒を振り回す必要は無いように思えますし、なにより危険極まりないです。・・・それともこういった指揮官登場のシーンは指揮装置故障後の銃側照準になった時のものでしょうか?
紀伊国屋

  1. 両方あるんですよ。
    傾向としては新造時から搭載してる機銃については指揮装置で、
    大戦後半、大量に増載された機銃については指揮棒で、という感じです。
    勝井

  2.  機銃の指揮装置には射手と共に機銃群の指揮官も配置についていて、指揮官の指示の下に射手は敵機を照準・射撃します。ただ、指揮装置と銃側を結ぶ電路が切断された場合は各銃の指揮官である銃長の指揮により射撃を継続します。
     ちなみに、指揮棒は機銃群指揮官以上が各自で準備したもので、10cm毎に白黒や赤白に塗り分けたもの、赤い毛糸の房を付けたもの等があり。あるいは適当な棒切れや軍刀も使用されました。
    横砲校


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