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1869 1864を見て思ったのですが、
大和の艦体、その前長はその戦闘力に比べて小さいというのが定説ですが、その分幅があります。決戦距離での敵の主砲弾は上から降ってくるので、幅があって面積があれば結局同じなのではないでしょうか。ド素人な質問ですみません。
Yakisaba

  1. 私もド素人なもので、数字を挙げての説得的な説明が出来なくてすみませんが・・・
    長さの代わりに幅があるのは”被弾面積”という点では同じかもしれませんが、幅がある方が大砲を載せるプラットフォームとしての安定性という点でメリットがあると思います。また、あまり長すぎるとドックや港湾設備の問題とかの面で不都合が生じたりするので、長さを抑えるのもメリットかと思います。
    未明2

  2. 被弾面積という点から言えば間違いではないのでしょうが、
    その前段階として、照準においては全長の短さは大いに有利に働きます。
    勝井

  3. 被弾面積ではなくて主砲のプラットホームの話なんですか、ありがとうございます
    Yakisaba

  4.  魚雷に対しては 水線長が短い方が有利だから と ずっと思っていたのですが....
    セミララ

  5.  図を描いてみれば簡単かと思います。
     決戦距離は国や時代によっても異なりますが、大和型が想定していたのは、概ね20km強になります。この時の砲弾の落角は20〜25度になります。
     また艦艇の舷高さは5〜10m程度、水線下部もある程度は被弾確率があります。
     よって、艦艇の被弾面積を論じるなら、高さ10m・幅30〜36m、長さ200〜300mの箱を想像してもらえれば宜しいかと思います。
     幅が10〜20%増えれば、当然「幅の部分」の投影面積は10〜20%増えますが、船体高さの分は代わりません。
     面倒なので落角30度で、幅30mと36m(2割アップ)、舷側高さを7m程度として比較して見ましょう。この場合、被弾面積は概ね19:22で15%増加します。
     勿論落角が浅くなればなるほど、この比率は短縮します。決戦距離では10%程度しか差は無いでしょう。そして長さはそのまま影響しますし、勿論魚雷等にも不利な上、運用面でも不利です。

    SUDO

  6. 以下は、素人の考察です。
    排水量≒容積と単純に考え、排水量が一定で、艦の深さが変わらないと仮定します。すると、容積は底面積×高さですから、細長い船型でも太く短い船型でも甲板の面積は一定です。つまり、幅を狭くすれば、その分長さが増す必要がある。
    さて、対象は戦艦ですから与えられた排水量で兵装、機関、装甲、船穀を賄わねばなりません。それでは、細長い船型にすることによって、これらの重量は以下のように変化するでしょうか。
    兵装:変わらない。
    機関:細長い船型の方が、所要馬力が小さく軽くすむ。
    装甲:装甲区画を単純に箱として考えた場合、甲板面積は一定ゆえ、水平装甲は変わらない。一方、垂直装甲を張る面積は装甲区画のL/B比が1の時が最小で、細長くなるに従い増大。よって、細長い船型の方が(装甲厚を一定とすれば)重くなる。
    船殻:おおむね装甲と同様の傾向と思われる。
    戦艦は排水量に占める機関重量の割合が小さいことを考えると、機関重量の減少より装甲+船穀の重量増大の方が、影響が大きいと思われます。したがって、排水量一定とした場合、艦幅の減少は垂直装甲の面積拡大(と側面積の増大)のため防御上不利である、と考えたのですがいかがでしょうか。間違いがあれば指摘していただければ幸いです。
    れん太

  7. >2、勝井様
    全長の長短が照準に大きく影響するでしょうか?
    そうだとすると、目標のマストしか見えないような距離では、ほとんど照準できないということになりませんか?
    れん太

  8. マストしか見えないような状況では、まともな的針・的速が得られません。
    目標がどこにいるかが分かっても、どちらに向いてどのくらいの速度で移動してるかが把握できなければ
    照準はできないってことです。
    勝井

  9. 便乗質問になりますが、良く聞く散布界というのは標的の真横からねらったとして横幅(標的の長さ)方向と奥行き(標的の幅)方向ではどのような割合になるのでしょうか。もし、横幅に対して奥行きが、うんと大きく散布するのなら上から見た面積だけでは決まらないかもしれないと思うのですが、どなたか教えてください。
    gsz

  10. では勝井山、「何」が見えればいいんでしょうか?
    BUN

  11. みなさん有難うございます。数式で表すと得かどうか解りますね。
    Yakisaba

  12. >8 ご返答ありがとうございます。
    しかし、勝井様が書かれた、
    >その前段階として、照準においては全長の短さは大いに有利に働きます。
    という点に対する疑問が解けません。
    マストのみというのは極端であったと思いますが、たとえば、
    全長260mあまりの大和が目標の場合と220m前後のそれ以前の日本戦艦が目標の場合では、的速、的針の測定精度に大きな違いがあると考えてよろしいでしょうか?
    また、本題と外れていますが、目標位置の時間変化から、的針、的速を求めるような事は行われなかったのでしょうか?

    れん太

  13. ↑れん太さんのご想像の通りです。

    勝井山も重ねて質問されているのですから
    何で的針、的速が得られないのか、ちゃんと説明しないと
    常習的に勝手な出鱈目を書き逃げしていると思われちゃうよ。
    BUN


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