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1891 ミッドウェ−開戦で日本軍の正規空母の大多数が破壊されたとの事ですが
戦争末期の喘ぐ日本軍にも訳の分からぬ空母が存在していたと思います。

確か改造空母?も、どうたらって聞いた事があるんですが、ん〜確か
<「雲龍」、「天城」、「葛城」、「信濃>でしたっけ?

もし、これらが空母だとしたらば彼ら(空母)の戦歴や攻歴なんてご存じ
の方おりますか?
確か日本軍の空母は正規で言うと6隻だったと思ったので、先程の4空母
の存在が気になりました。(スペア空母ってな訳では無いですよね(笑)”

それとも「雲龍」、「天城」、「葛城」、「信濃>は空母ではないのですか?
空母高橋

  1. 検索エンジンでそれぞれの名前と「海軍」なり「空母」なり入力すると答えが山ほど出てくると思います。そういうことしてから質問されてはいかがでしょうか。ちなみにみんな空母です。

    タカ二飛曹

  2. >確か日本軍の空母は正規で言うと6隻・・・
    これは多分、真珠湾攻撃に参加した「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」「翔鶴」「瑞鶴」の6隻を指していると思います。
     日本の正規空母の定義がどうなっているのか、僕も詳しくはないのですが、光人社刊の軍艦メカ2「日本の空母」の中では、最初から空母として建造された艦、又は未成の戦艦/巡洋戦艦からの改造艦を「正規空母」と呼び、商船又は戦艦以外の軍艦(水上機母艦・潜水母艦など)から改造された艦を「改造空母」又は「軽空母」と呼んでいるようです。
     この定義でいくと、日本海軍には13隻の正規空母と12隻の軽空母が在籍していました。
     ちなみに挙げられた4隻の中で他艦種からの改造艦は「信濃」(未成の大和級戦艦からの改造)のみで、他の3隻は中型艦とは言え最初から空母として建造された艦。前述の定義に当てはめると、訳の分からぬどころか、4隻とも立派な正規空母です。
     各艦について詳しいことは、タカ二飛曹殿のおっしゃるとおり、ネット上でもちょっと調べれば簡単にわかると思います。
    つね

  3. 「正規の空母」に対応する用語は「特設空母」ではないでしょうか。
    他艦種からの改造艦であっても改造元が軍艦であれば特に区分は無く、大型小型とう実用上の問題があるだけですよね。
    BUN

  4. 旧海軍には基本的に、「空母」と言う艦種しか存在いたしません。
    正規空母、改造空母、特設空母と言うのは経歴を含めて、概念的に説明するべき言葉であります。
    特設空母と言うのは、言葉の感覚的には米英海軍のジープ空母や、ウォルバリンのみに用いる言葉であると考えます。
    これらに共通している事は改装が比較的単純で、戦時以外には商船へと改装が可能と言う点であります。
    こう言った意味で、旧海軍には特設巡洋艦や特設揚陸船は存在しても、特設空母は存在しなかった物と考えます。
    例外として、旧陸軍の特殊船が上げられましょうが。
    福井静雄著作集では改造空母をすべて、特設空母に含んでおりますが、これは本来の概念としての特設空母の感覚からは外れた物です。
    又、任務上の分類法として攻撃空母、護衛空母等が存在します。
    ちなみに軽空母と言う呼称は、私個人の意見としては「単艦にて艦隊戦闘に参入しうる戦力として、期待し得るもの」と言う事になります。
    いわば、主力空母(艦隊戦闘においての主力と言う意義)か、軽空母かという区分けになるのではないでしょうか。
    ですから、飛鷹、隼鷹、龍驤、大鳳は主力空母、計画段階での信濃は軽空母、完成後の信濃は主力空母と言う事になりましょうか。
    ちなみに大鷹型以下の空母軍もRATOがより広範囲で実用化されれば、主力空母への昇格も果たし得たのではないかと考えます。
    ちなみに「雲龍」「天城」「葛城」の三艦は正規空母の主力空母で、飛龍の量産型で飛龍のサイズに瑞鶴、翔鶴で培った技術を活かした物と言えます。
    「雲龍」型は雲龍、天城、葛城、阿蘇、笠置、生駒の六隻が進水、他に七隻の建造が進められていました。
    雲龍は輸送任務に従事した後、潜水艦に撃沈され、天城、葛城は燃料も無く内地にとどまり、呉軍港で空襲によって実質喪失となっています。
    阿蘇は陸軍の特攻兵器の実験標的として使用され、大破着底。
    笠置、生駒は工事途中で終戦となったと思います。
    信濃は大和型戦艦の三番艦・信濃からの改装空母。
    改装後、処女航海で航空機を受領に行く途中、浜名湖沖で潜水艦の雷撃を受け、潮岬沖で沈没しています。
    ちなみに進水(即ち、命名)を見た帝国海軍の空母は正規空母が鳳翔、龍驤、蒼龍、飛龍、瑞鶴、翔鶴、大鳳、雲龍、天城、葛城、阿蘇、生駒、笠置の十三隻。
    改装空母が赤城、加賀、瑞鳳、翔鳳、大鷹、沖鷹、雲鷹、神鷹、海鷹、飛鷹、隼鷹、龍鳳、千代田、千歳、信濃、伊吹の十六隻となります。
    少しは参考になったでしょうか。
    松田幸作

  5. >4 日本海軍において「特設空母」という名で定義される得るものは確実に存在していたと思うのですが。


  6. >5 一帯、「特設空母」と言う物が「艦艇類別等級」の中で、どのように定義されている物か、ご提示願いたく。
    当方、浅学にして「艦艇類別等級」とそれに准ずる文献で、「特設空母」として明示された項目を見た記憶が無い物ですから。

    松田幸作

  7. 「艦艇類別等級」の中でどう定義されているのかは知らんのですが、「特設空母」といって差し支えない船は確かに存在します。
    <しまね丸要目>
    http://homepage2.nifty.com/nishidah/stc0223.htm
    <山城丸要目>
    http://homepage2.nifty.com/nishidah/stc0224.htm

    ooi

  8. 「しまね丸」「山城丸」「熊野山丸」「千草丸」「小瀧山丸」「大久丸」「大社丸」と言った諸船舶が特設空母に極めて類似している事は承知しております。
    ですから、私の回答4の文中においても、特殊船が特設空母に分類されうる可能性については触れて居ります。
    第一、上記七隻はいずれも陸軍の所属であり、旧帝国では海軍の物は(雑用船、徴用船を除き) 戦闘能力がいかに貧弱でも「艦」、あるいは「艇」と呼称し、それ以外の所属の物はどんなに戦闘能力が高かろうとも「船」、あるいは「艇」と呼称すると言う厳密なルールが存在していました。
    ゆえに上記七隻は汎用揚陸艦の元祖「龍城丸」同様、特種船と言う名の文類になっていたと記憶しております。
    ですから、少なくとも彼ら七隻が特設航空母艦と言う名の分類にあった事は、事実上ありえないと推察して居ります。
    あったとしても航空母船と呼ぶべきでしょう。
    航空母艦と航空母船とは、旧帝国陸海軍の建制に務めた先達の意志を尊重する心があれば、決して混同すべきではないと考えます。
    私がお尋ねしているのはあくまで「特設航空母艦」と言う名の分類が存在したのであれば、それは海軍部内、すなわち「艦艇類別等級」にあってどのように定義されているのかどうか、と言う事なのですが。



    松田幸作

  9. >8 誤字訂正
    「小瀧山丸」→「大滝山丸」
    「千草丸」→「千種丸」
    松田幸作

  10. 挙げ足取りになるようで申し訳無いが。

    >上記七隻はいずれも陸軍の所属であり、旧帝国では海軍の物は(雑用船、
    >徴用船を除き) 戦闘能力がいかに貧弱でも「艦」、あるいは「艇」と呼
    >称し、それ以外の所属の物はどんなに戦闘能力が高かろうとも「船」、
    >あるいは「艇」と呼称すると言う厳密なルールが存在していました。

     しまね丸/山城丸は海軍の徴用した船です、お疑いならグーグルで検索した結果をお調べください、特設航空母艦という分類があったかどうかについては、私の手元にそういう資料(艦艇類別等級についての資料は)は無いのでわかりません。

     私は「特設空母と言って差し支えない船は存在する、ただし分類は知らない」と言っているだけです、無論、海軍が使用した船である事はきちんと確認した上での話です。
    ooi

  11. >8.&9.
     「艦艇類別等級」がどうこうと細かく言っているんで、細かい突っ込みしときます。

    #特TL/船名違い 
    ×「山城丸」→ ○「山汐丸」
     この種の特TLは陸海軍共に整備して、本来使おうとした用途を考えてはいかが?私たちが形態で判断する空母と、当時に認識されていた”空母”が同一なものか疑ってかかるのも一興かと

    #「龍城丸」
     陸軍の「神州丸」の秘匿名称(改名したとも聞くが)の1つが「龍城」であり、"丸"は付いてないはずよん。(ほかにも"GT"とか言われているらしいけれども)
     で、8.で書かれている船と神州丸などを同列に話すのも如何か?
     陸軍特殊船の系統でいったらM丙船の「あきつ丸」等を流した方が適当でないですか。M型船と特TLは飛行甲板を設けている点は同じですが、建造目的が違うんじゃないですか?
    能登

  12. 本題書き忘れた…

    #特空母と正規空母
     とりあえず、海軍所有の艦船か、徴用船かの違いも見逃せませんが。
    能登


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