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1950 航空巡洋艦仕様である蒼龍原案はどんなに考えても実現不可能なスペックを持っていますが、発案者は海軍のトップ級でありながら、この仕様を本気で「造れる!」と思って出した案なのでしょうか?
それとも「反対されるのは間違いないだろうけど、ダメもとで造ってみてよ。文句を言うならそれなりにあちこち削ってみるけどさぁ」といった単なる冷やかしだったのでしょうか?
リリー・マルレーン

  1.  そんなに無茶なスペックでしょうか?
     計画基準排水量1万トンですから、最上の8500tと比較すれば、出来なくも無いと言えるのではないでしょうか?
     最上と比較して単純に15%ほど全長が長いだけですから、主砲や発射管の分を削減する事を考えれば、1万トンで収まるという計算になっても不思議ではないでしょう。
     勿論、最上は8,500のつもりが12,000になっちゃったんですが、友鶴事件と第四艦隊事件が無かったら、改設計も改装もそう極端な事にはならなかったでしょうし、重量削減に有利な溶接構造も大々的に導入されたでしょう。
     蒼龍原案は、超軽量で無茶苦茶詰め込み設計の最終期に策定されたものだったのです。

    SUDO


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