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1977 日本海軍の艦載艇はイギリスから購入した「金剛」付属の艦載艇群を金科玉条の如く延々と造り続けたそうですが、艇の性能について乗員等は不満は無かったのでしょうか?
日替わりランチ

  1.  結論から言うと性能(特に安定性)には不満があったと思われます。
     確か揺れを抑えるためのビルジキールの追加すら許されなかったとか…。
     その理由が凄い。
    「海軍軍人たるもの、船の激しい横揺れに耐えられる精神力を養っておかねばならない。だからビルジキールをつける必要はない。それに、ビルジキールをつけると重量が嵩み(どう考えたって大して影響はなさそうなのだが)、搭載する艦のバランス、また艦自体の仕様に影響を及ぼし、ひいては大々的な仕様の見直しを行わざるおえない元になる」
     詳しい文は忘れましたが、おおよそこのような文だったと思います。

     そしてもちろんビルジキールの装備そのものが(何度も要請があったにもかかわらず)上記の理由で却下されています。
     この原文はたしか「戦艦長門の生涯」に載っていたと思います。
    zono

  2. >この原文はたしか「戦艦長門の生涯」に載っていたと思います。
     
     すみません、ゴミです。
     zonoさん、それを言うなら「軍艦長門の生涯」で、しかも該当の文書が載っていたのは学研の〈歴史群像〉太平洋戦史シリーズ15[長門型戦艦] です。
     作家の方は表題に大変こだわりますから、阿川弘之氏も「戦艦長門」ではなく、あえて「軍艦長門」としたんだと思いますので、間違えないようにしたいですね。えらそうに申し訳ありません。


  3. >2
    フォロー有難う御座います。
    たしかに「軍艦長門の生涯」でしたね。(5年前ぐらいに読んだから、題名を忘れたのか?)
    それと学研の「長門型戦艦」は手元に所持していたので…その辺のくだりをもう一度読み直しときゃ良かった?。
    zono


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