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1999 どうも言葉では上手く表せないんですけど大和の後部甲板下の舷側にある凹みは何でしょうか?何かが収納されているよな感じに見えるのですが。他の戦艦には見たところありません(他国艦も)。わかりにくい表現と思いますが、知っていらっしゃる方、御教授願います。
見習い三等兵

  1. 内火艇の出し入れをする口だったと思います。

    主砲発射時の爆風で甲板上に内火艇を置くと壊れてしまうために、内臓式にしたため、甲板の一枚下に内火艇格納庫があったためだったはずです。

    ぼくよりも詳しい方がたくさん居られそうですが、一番槍ということでご容赦をm(__)m

    12yo

  2.  1.の回答のとおり、内火艇の収容口です。後甲板の張り出している部分に、クレーンレールが設置されており、艦内の格納庫からクレーンで吊った状態で外に引き出し、海面に下ろしていました。収容する時はその逆です。
     それまでの日本戦艦では、搭載の内火艇は甲板上に置かれており、主砲戦時などは、爆風で吹っ飛ばされるのを避けるため、中に水などを入れてしっかり固縛する方法をとっていましたが、大和級では、これを艦内収容式にして爆風を避けるようにしたと言われています。
     戦闘には一切関係ない内火艇のために艦内に大きなスペースを取ったことに関しては、後に批判の声も聞かれますが、このスペースは対戦末期に増備した対空兵装のために増えた乗員の居住区としても使われたそうです。

    −蛇足−
    現在では、仏海軍のラファイエット級が、ステルス対策として搭載艇を艦内に収容し、収容口を閉じられてるようになっていたと思います。
    もちろん、形状は大和のものとはだいぶ違いますが。
    つね

  3. >2.
    18インチ砲の爆風の前では搭載艇は吹き飛ばされるどころか
    粉々になってしまうため、止むを得ない措置だったとする文献もありますよ。
    それでなくとも従来型戦艦より格段にコンパクトにまとめられた上構では
    搭載艇の置き場に困りますよね。
    勝井


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