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2040 大和のバルパスバウは途中で改装されてより大型のものにされたということですが、これは事実ですか?以前テレ朝の番組で沈んだ大和の調査をしたときに艦首の映像が出ましたが、それほど突起しているようにはみえませんでしたが・・
もう一つ大和で質問があります。昭和16年以降艦低色が緑だったという話もありますね?あれも事実でしょうか?
poke

  1. >艦艇色を緑色に下というのは聞いたことがないな〜
    >たしかに戦争後期の空母は船体を緑色にしたけど・・・
    麗樹

  2. 前にそういう話題になったときに国本さんにおすがりしたら、その場から電話一発、大和に潜って見て来た方に聞いて下さいました。
    「赤だって」


  3. 直接関係ないですが、「バルパス」ではなく「バルバス・バウ(Bulbous Bow)」です。
    ささき

  4. バルバス・バウでしたね、間違えました。
    大型のものに改装されていたのでしょうか?
    poke

  5. >艦底が緑色塗料
     戦時中に一部の艦艇の船底塗料は暗緑色系だとの回想がありますので、その辺が混ざっているのではないでしょうか?
    (空母「海鷹」とかそうだったとか。)
    能登

  6. 大和級戦艦は存在自体が軍機密に属していたため、図面などの資料が非常に乏しく、バルバスバウの形状に関しては、故松本喜太郎氏(元海軍技術大佐・大和級戦艦の設計補佐)が戦後に著書「戦艦大和・武蔵設計と建造」で発表された船体線図が原典となっています。この資料では、バルバスバウの突き出し寸法は、船体の垂直波切り部から3mとなっています。しかし、沈没した大和の実際の艦首では、それより大きく見えたという話もあり、実際の大和のバルバスバウが正確にどのような形状であったのかについては、根拠となる資料がありません。
     しかし、バルバスバウは水中抵抗を減らして、艦の高速化に必要な船体長や機関出力の低減を図るものですので、竣工してから、しかも戦時にわざわざ改装してまで改正する性格のものではないと思うのですが、途中で改装されて・・・というのは、どのような資料によるものなのでしょうか?
     しかし、大和級戦艦が当時の軍艦の中でも特に顕著なバルバスバウを採用していたのは事実だと思います。(翔鶴級空母や米アイオワ級戦艦などもバルバスバウを採用していますが、大和ほど顕著なものではありません。)

     艦底が緑色だった件については、軍艦関係の著書を多数発表されている福井静夫氏が、昭和16年以降の新造艦・改装艦は新艦底色に塗装されており、それが緑色だったと証言されていることによるものだったと思いますが、正式な記録には全く出てこない話であり、他の海軍軍人や工廠関係者からもそれを裏付ける証言が得られていないことから、艦底色は赤褐色だったと考えるのが自然ではないでしょうか?
    つね


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