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2138 初めて質問させていただきます。
日本海軍潜水艦のエンジンで複動式2ストロークディーゼルエンジン
というエンジンが搭載されていたとある本で読んだのですが
複動式エンジンとはどのような構造になっているのでしょうか?

Triple-H

  1.  うわー、これは絵で描いた方が判りやすいんだよな・・・。

     ピストンは上下運動で吸入圧縮膨張排気を行いますね?
     ここで注意して欲しいのは、普通のピストンは、上面だけを用いているというところです。
     ピストンの下面側も用いて、シリンダーも上面のみならず、下面にも燃焼室を設けたものが複動式内燃機関です。

    SUDO

  2.  重たいですが、画像掲示板にイイカゲンで単純な図を出しておきました。
    http://www.warbirds.jp/BBS/gazo2/joyful.cgi

    SUDO

  3. 早速の回答ありがとうございます。
    画像掲示板見て、なんとなく構造がわかりました。
    けど、下側燃焼室の爆発圧力がコンロッドとの隙間から漏れそうですね。
    給排気は強制的に行うのでしょうか?
    Triple-H

  4.  過給や強制掃気はモノによってはやっていたと思いますが、大戦時の日本潜水艦ではちょっと判りません。
     ご覧のとおり下側のシーリングが難問でして、これを色々と工夫して対処していたようです。
     もし関東にお住まいでしたら、船の科学館や氷川丸で、ご覧になってみると宜しいかと。

    SUDO

  5. >SUDOさん
    親切にありがとうございました。
    当方、横浜在住ですので氷川丸に見に行って来ます。
    Triple-H

  6. >3, >4
    下側燃焼室はシリンダー下蓋のピストンロッドと摺動する部分が気密性のパッキング(金属製)になっていて、爆圧を漏らさないようになっています。
    首を振るのはクロスヘッドから下のコンロッドの部分です。
    蒸気機関車(複動)のシリンダーを竪置きしたイメージで考えると宜しいかと存じます。

    志郎家の番頭

  7. >6
     フォロー有難うございます。m(__)m
     そうか、蒸気機関車ってのがあったよなと反省(^^;;
    SUDO

  8. >6
    蒸気機関車ですか、なるほど。
    理解できました。
    ありがとうございます。
    Triple-H


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