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2303 アホな事が気になりました。
駆逐艦(雪風クラス)の乗員定数は何人ぐらいですか?そのうち飯炊き水兵は何人ぐらい?
「海軍飯炊き物語」だったかな?を読んだけど、あまりピンと来ません。 大和ならどのくらいですか?判ったら教えて下さい。
このサイトの主旨に無関係の様でゴメンナサイ
甲標的

  1. ↓のページに定員表があります。
    http://www.asahi-net.or.jp/~zq9j-hys/navy2.htm
    具体的に飯炊きは何人でやる、とかは書かれていませんが主計兵の数からある程度は推測できる、かもしれません。
    涼月

  2. ありがとうございます。 ウーンこんなサイトも有ったんだ〜
    この方は元データを何処から仕入れたか、またまた興味と疑問がふっ出
    甲標的

  3. わたしも艦船の配置定員に興味があって、いろいろ臆測していますが、上のHPのは定員令の數字ではないかと存じます。
    飯炊きの人数は、「烹炊員」は「人員約35人に付き主計兵1名」の割と、「海兵團戰時定員標準」(S10/11/28日付「戰時定員規則」改正による「第19表」の「備考六」)及「「特設防備隊定員表 其ノ一」(S10/9/20日付「特設艦船部隊定員令」改正による「第28表」の「備考四」に記載があります。これらは陸上部隊の配置數ですが、艦船に適用しても余り可笑しい目安ではないと思っています。艦船の定員表の乗組員合計を35で割ると、乗組員中の主計兵の員數を僅かに下回る數字がでますが、これは主計科には烹炊の他に庶務配置があるので、その員數を差引いて考えれば、やはり35名に1名の烹炊員は、先ず妥当な線ではないでしょうか。
    ところで、こう云う配置の員數と各々の兵員の役割を詳述したものは無いでしょうか。やはり教範などをいちいち調べなければダメなものでしょうか。ところどころは分かっていますが、測的や信號などはさっぱり実態がつかめません。
    あるめ

  4. >↓のページに定員表があります。
    >http://www.asahi-net.or.jp/~zq9j-hys/navy2.htm

    別のところでも指摘しましたが、上記のサイトの情報は信を置けるとは言い難い
    と私は見ておりますので、そのようなリスクが伴うかもしれないことを勘案した
    上で参照するのがよろしいかと思います。

    >この方は元データを何処から仕入れたか、

    このサイトの定員表全てを見たわけではないですが、「海軍制度沿革」[1]に掲
    載されている定員表とは時期がずれており、戦時中の改定を反映した定員表が市
    販の出版物に掲載されているという事実は無いと信じますので、内令提要を参考
    にしたこと確実です。

    なお、元々の質問にある「大和」がいわゆる戦艦の「大和」だとしたら、その定
    員表の現存が確認されておらず(内令提要には収録されていない)、正確な定員は
    不明というのが現状と認識します。

    >ところで、こう云う配置の員數と各々の兵員の役割を詳述したものは無いでしょ
    >うか。

    少なくとも「特修兵教員配置規則」の「特修兵配置表」[1]は参考になるでしょ
    う。

    [1]海軍省,海軍制度沿革 巻十の2,原書房,1972

    今泉 淳

  5. ちょっと外れますが
    別冊歴史読本、戦記シリーズNo43
    「戦艦大和と武蔵」には大和の定員表を推定するという事で
    雨倉孝之氏が「「大和」「武蔵」の定員配置」という論文を書いておられます。
    昭和18年の長門の定員数が載ってますね。
    Kleist

  6. >「特修兵教員配置規則」の「特修兵配置表」[1]
    有難う御座居ます。掌○○兵と云う術科學校(乃至練習所)普通科の修了者が分隊に何名いるかは、これで把握できますが、例えば補機分隊から出る舵取機械員が兵曹1、兵2であって、これは航海分隊の操舵員から出る舵取機械員と合同で作業し、その当直要員を含めれば、例えば重巡では何名の舵取機械室要員を用意すればよいのか、と云った類の細かい配置は、やはりいろんな資料を個別に当るしかないのでしょうね。今のところ、主砲・副砲・高角砲・機關砲(彈火藥庫・給彈を除く)、測的盤・射撃盤・操舵関係、烹炊、罐室あたりが分かっていますが、見張・信號・主機械・電機補機・補助的な測距儀(主砲塔に付いているようなの)などは、うまく掌握できません。どういう種類の要員が必要かは、戰闘配置に詳述してありますが、その員數は何人か(例えば罐は航行時4直と云う類の当直要員を含め)は、個別に関係資料を見て詳細が分かると云う程度です。これに時代によるヴァリエーションを考慮に加えれば、う〜む、とうなってしまいます。
    あるめ

  7. 今泉様は悲観的に評していますが、涼月様が提示したサイトは、(遡っていけば判ることですが)結構ガチガチのSF(と仮想戦記)を書く林穣司氏のサイトの一部です。氏は並木書房の「図解・海軍水雷戦隊」を著していることから、私は一定の信頼を置くことが出来ると考えています。まぁ、私は林穣司氏のファンなので、贔屓目込ですが・・・。
    WC-Co


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