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2327 艦中央部周囲に大掛かりな専用の砲座を設け、高角砲、機銃を大幅に増強した「大和」の機関部に深刻な不調(または浸水、損傷による重大な破損)が発生し、どうしても機関部を取り出さないと修理できない事態が起こったとしたらどのような手順で修理するのでしょうか?

別に大和級に限ったことではないのですが、ひときわ中央部が混み合っているので誠に気がかりです。ご教示願います。
ズブ

  1.  上にあるものを取り外して開けます。
     構造物だろうが砲座だろうが外します。そうしないとアクセスできないですから。
     手順としては
     1.ドックに入るか、艤装岸壁につける。
     2.構造物等を撤去する。
     3.甲板装甲を撤去する。
     4.機関交換等の作業を行う。
     5.先の逆の順番で元に戻す。

    SUDO

  2. >1

    ご回答ありがとうございます。いくら面倒でも当然の如くそうするんですね(汗)。
    私はてっきり「上部構造物撤去策」、「横腹や底から取り出す策」など天秤にかけ、作業するのかと考えておりました。(底から機関部を抜くとしたらドックの地下作業場増設工事などしなければなりませんね)
    ズブ

  3. 戦後アメリカの大型空母CV60サラトガで減速歯車の破損事故があり、修理のために飛行甲板から機関室まで穴をあけ、吊り出して交換したそうです。
    昔の「航空情報」の別冊「現代空母の全貌」に簡単な記事がありました。


  4. 戦前に日本駆逐艦(朝潮型?)のタービン翼欠損事故があった際、「他駆逐艦もそうでは?」と一時期大騒動があったというのを何かの本で見ました。
    幸い他艦は特に問題なかったものの、該当していればそれこそ一大事ですね。
    ズブ

  5. ゴミレスですが
    クイーンエリザベス2世号は建造当初は蒸気タービンと減速歯車でスクリュウを回していたのが、燃料費高騰の対策として機関を大改装してディーゼル発電機11機とモーター2機二軸スクリュウとしました。
    舷側縦隔壁に大穴を開けて機械をそっくり入れ替えたそうです。
    Navy

  6.  ゴミレス2。
     旧原子力船『むつ』が通常動力(ディーゼル電気複合推進)の海洋地球研究船『みらい』に改装されるにあたり、船体を3つにぶった切って中央部の原子炉区画を撤去&後半分を新造したのは有名な話ですね。元々『むつ』は原子力海洋観測船を意図して造られた船だったので、約30年もかかって通常動力ながらやっと本来意図していた用途に使われることになったわけです。
    ブラック・タロン

  7. >6
     「むつ」は原子力船の実験を目的としてつくられた船で、「むつ」時代に海洋
    観測を意図した構造にはなってないです、むしろ貨物船を意図した造りになって
    います(甲板の前後部に船倉と、荷役用のデリックがあるきりで儀装等は海洋調
    査に向いた作りでは無い)、無論、原子力船に向いた用途として海洋調査船など
    が挙げられているのですが「むつ」自体は海洋観測船を意図して作られたわけで
    はないのです。

     で、「みらい」ですが、原子炉区画は丸々空いていて、「みらい」が運用する
    「トライトンブイ」の倉庫になってました、なるほど結構なスペースが空いてい
    ますので比較的大きなブイを必要数運用するにはちょうどいいスペースだったの
    だと思われます。
    ooi


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