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4 フランスのルクレールはハイテクのお利口さんでM−1の最新型もそれに近いお利口さんだと聞きました。日本の90式も確かお利口さん自慢だったと思いますが、ルクレールなんかと比べてどんなレベルなのでしょう?

  1. ルクレルクは、脳みそにペケ68(X6800)系のチップを二枚つんでいるって聞きましたから、そんなようなもんなんでしょう(憶測)


  2. ↑X68000でしたね、0が一個抜けてました


  3. 90


  4. 90式と最新型M1/ルクレールじゃ電子装備は1世代違うと思いましょう。(ゴメン、手元に資料が無いから詳細は後述^^;)(T-SATO)


  5. ルクレールの目玉は「ファインダース」と呼ばれる車両間情報交換システムで、これは戦場の彼我の最新情報を、戦車/砲兵/歩兵/指揮所間で相互にリアルタイムで情報交換し続け、これによって戦車長は砲塔内にいながらにして司令部が獲得する様な戦場全体の情報を把握し戦闘行動の決定が出来るシステムです(よくパソコンの戦車戦ゲームで画面の隅に地形レーダがあって、全体の敵味方の態勢が小さく表示されるでしょう、あれと同じです)。M1の最新型でも同種の車両間情報交換システムが搭載されます。


  6. (↑続き)車両間情報交換システム(米軍は「IVIS」と呼称)は当然戦車だけではなく主要な装甲車両全てに搭載され、車内の戦術デイスプレイで他の部隊をクリックすると、互いの情報をインターネットで見るみたいに、その部隊が持ってる情報をVHF無線機を経由して取り寄せる事が出来ます。で!、我が自衛隊の90式戦車含む機甲部隊はと言うと、互いの情報交換は無線機で「音声」で交換します^^;(T-SATO)


  7. (まとめ)最近のAFVのハイテク化でもっとも顕著に変わりつつあるのが、従来の車両単体の能力向上(火力/装甲/FCS/機動性)より(これも進んではいますが・・)これら個々の戦闘ユニットを戦場で最も効率良く動かす為の運用面での改革(車両間情報交換システムに代表される様に、各戦闘ユニットの指揮官(時には一戦車長が)戦場全体の情勢を見ながら意志決定出来るシステムの導入)がトレンドになって来てます。ただ、お決まりの予算難と、まだ導入が始まったばかりで実用評価の段階ですので実戦で何処まで使えるか未知数です。


  8. (まとめ続き)それで我が90式戦車を含む自衛隊のAFVですが・・・個々の能力向上すらままならないのが現状ですT_T(もう欧米先進国の戦車は第3.5世代に移行してますから、90式は74式の登場時と同じく1世代前の戦車になって来てます)


  9. まぁ、3.5世代に移行してるって言っても、それは本当に先進的な一部の国のことであって、それらの国も昨今の軍事情勢から移行のペースは遅くなってますからねぇ。東アジア地域で見れば、米独仏から1世代や1.5世代ぐらい遅れていても進んでいるほうですよ。(N)


  10. 実際、日本の周辺事情だと現行の90式戦車でも十分なんですけどね^^;。ただ、何度も言ってますけど「改良」はして欲しいです。何も世界の最新戦車とカタログ性能で張り合う必要は無いから、下の車両間データリンクシステムみたいに少ない数を効率良く使う工夫ぐらいはして欲しいです。(T-SATO)



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