あの手のＳＡＭは発射機の後方に噴煙を出します、よって戦車の内部から発射するのはムリです。また仰角を取るには砲塔の構造まで影響するので色々と不都合が有ると思います。戦車の持つ視界は極めて狭く、ヘリコプタを発見するのは容易では有りません。以上の観点から、ＳＡＭ搭載型戦車はそれほど有効なものにはならないと愚考します、現在の戦闘は諸兵科連合が基本ですから、随伴歩兵の携帯ＳＡＭに委ねたほうが効率的なのでは？/そいえばT-80は主砲からＳＡＭ発射が出来るんですよね、どうやって捜索して照準するんだろう・・・・ＳＵＤＯ

今は主砲発射ＡＴＭを積んだ戦車も無いですからねぇ。ＡＴＭはM60やらシェリダンが実験的に装備していましたが搭載弾数や誘導方法の問題で結局廃れています。ＳＡＭは搭載弾数で問題があり、また肝心の対戦車能力が落ちた中途半端な戦車になるのを嫌って搭載されないのでは？　T-80のはなんですかね。圧倒的に奇襲されるケースが多いはずなのに先制攻撃にしか使えないような気がする。

↑間違いです、ロシア（旧ソ連）の戦車はT-64からT-72/T80系列の最新型まで伝統的に主砲発射ＡＴＭに熱心で、いまだに新機材に更新して装備してます。それから戦車の主砲発射のアンチ・ヘリ砲弾は色々と研究されているので、次世代ではトレンドになるかもしれません。

ちなみに砲塔後部に20mmの連装対空砲を装備した戦車はあります。（チェコだっけ？、T-72ベースだと思ったけど･･･お家で資料見つけたらまた書きましょう）

（↑間違えた＾＾;）チェコではなくスロバキアのT-72M2でした。でもって20mmでは無く30mm機関砲を砲塔側面に独立して装備してます。

そういえば、フランスのAMX-30も、対空用かどうかは知りませんが砲塔上面に30ミリ機関砲のターレットを乗せてたような記憶があるんですが……

ＡＭＸ―３０は主砲と同軸に２０ｍｍ機関砲を搭載しているけど（主砲とは別個に仰俯角が可能）３０ｍｍは積んでないです（車長用キューポラがやたらと大きいので、それと間違えた？）(N)

Ｔ−８０などのミサイルは遠距離で通常弾の命中率が落ちるのをカバーするためらしいです。

逆に言うと、ソ連戦車の射撃精度がそれだけ低かったという事になりますね。

そういうことらしいです。