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153 五式中戦車の37mm副砲は、いったい何をターゲットにしているのでしょうか。ソフトスキン?軽装甲車両?なぜ機銃でなく37mm砲を装備しているのか?子供のころからずっと疑問でした。
Sampon

  1. 意外とザラにあるものなのです。副砲というものは。
    戦車の副砲というのは、治ったかなと思うと現れるオデキみたいなもので、特に大戦直前頃から戦車砲の大口径化が始まった段階で、速射性や弾薬搭載数の限界等への配慮から小口径砲を併載した車両が多く見られます。
    独軍のマウスや、米軍のM6重戦車(一応制式兵器)を始め、洋の東西を問わずいくつもの例がありますが、日本の場合、やはり同様の心配があってのことなのですが、制圧射撃の出来る優秀な車載機銃が無かったことも一因と考えられます。目前の火点を速射して沈黙させるのがあの37mmの役目だった訳です。
    で、大口径砲単独の搭載の合理性が理解されて、もう治ったかな、と思うとM48系の独立して旋回する50口径はどうも副砲の疑惑があるんじゃないか、というのが私の見解です。
    BUN

  2. BUNさん、ものすごく早い回答ありがとうございました。そう、ほぼ同時期に登場したチリ車とマウスですが、マウスの副砲とチリ車の主砲が同じ口径というのも情けないと言うか…

    ついでに便乗質問。四式中戦車が「チト」、五式は「チリ」。では「チチ」車は何処へいったのでしょうか?これも子供のころからの疑問です。帝国陸軍兵士があらぬ妄想にかられぬように欠番にしたのでしょうか?
    Sampon

  3. 不況のせいか、多少暇なんですよね(笑)。ではチイ、チロの行方も考えて悩みを増やしましょう。
    BUN

  4. BUNさん、私の疑問にことごとくマッハの解答を下さってありがとうございます。

    九五式軽戦車が「ハ号」なのは、試製一号戦車を「イ号」、八九式戦車を「ロ号」としたから、と確か読んだ記憶があります。そうすると、八九式が「チイ」、「チロ」のどれかに当たるものでもないし。もしや今も軍機のベールの彼方なのでしょうか?
    Sampon

  5. だから、今日も暇なんでですってば。で、ちなみに九五式はハ号ですが、これはどうします?
    BUN

  6. あ、あの「どうします?」↑といわれましても....(汗)
    好きなように料理なさってください(笑)なんちゃって。
    しょーもない質問にお付き合いくださって、本当にありがとうございました。


    Sampon

  7.  推論ですが、ハ号車の後で「以後の中戦車は「チ」、軽戦車は「ニ」を頭に付ける」となったのでは?
    そのため「ロ(八九乙)」の後の中戦車は「チハ」、「ハ」の後の軽戦車はケニ、とされたのではないかと
    思えるのですが(あくまで、私論です)。
    大塚好古

  8. ↑チニはチハとの競作の相手じゃなかったですっけ?ちなみにここの112に似た様な質問がありましたよ。(チチが解らずじまいでしたけど)
    P-kun

  9. 名称ですが
    中戦車の3番目って意味で チハなんですから
    89式の甲と乙が、チイとチロに相当するのではないかと思います

    チヘ・チヌ車体にチトの砲塔を乗せた奴がチチなのか?
    もしくは、単に同じ文字をかぶせるのが嫌だったのか

    SUDO

  10.  ↑↑失礼しました、「軽戦車は「ケ」を頭に付けるでした(^^;」。チニは
    九七式中戦車の対抗試作車で、ケニが九八式軽戦車でしたね(^^;。
    大塚好古

  11. 九五式重戦車が「ジロ」車だから、試製九二式(でしたっけ?)重戦車は「ジイ」車にあたるわけですね。ジイってなんか口に出したくない名前ですね。
    Sampon


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